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この世界でカンボジアも日本もすべての人が唯一平等なものが時間。その時間を多く消費する場所というのが家なのではないでしょうか。1日の労働時間が8時間、通勤時間が1時間だとしても、残りの15時間を家で過ごすと考えられる。また、NHKが発表した国民生活時間調査報告書によると、生涯80年と考えた時に一生のうち家で暮らす時間は約65年におよぶという。つまり、人生の80%『家』で過ごす時間なのだ。それほど人にとって『家』は重要ということだ。

そんな『家』の問題について取り組んでいる国際NGO団体がある。Habitat for Humanity(ハビタット・フォー・ヒューマニティ)をご存知でしょうか。世界には4人に1人(約16億人)の人々が家を持つことができていない、または劣悪な環境下で生活を送っている。そんな人々を支援するため、実際に海外に赴きそんな方々と共に家を建てる活動を行っている。日本でもこの活動が広がりつつあり、現在全国の33の大学キャンパスにハビタット・フォー・ヒューマニティ学生支部が全国にあり、約2000人の学生が世界の住居貧困問題に取り組んでいる。
カンボジアにも日本の学生が建てた家が多数ある。その中の一つがこちらだ。
 
 
(写真:2014年に日本大学学生が建築活動に携わった家)
 
 
(写真:住居建築活動中の写真)
 
 この活動で支援を受けた家主さんは、「はたから見たら、家という箱(もの)を作っただけかもしれないが、私たちはその箱(もの)以上の人と人の繋がり・友情を築き、それは今後の人生の財産になりました。」と話した。
また、ボランティア活動に参加した学生は「家主さんが笑っている姿を見ると僕たちも笑って幸せになりました。」と語った。
ただ家を建てるということだけで住居貧困を改善するのではなく、共に建てる過程の思い出や家に対する愛情などといった付加価値でその人の住居貧困問題に取り組んでいることがわかる。
一方的に与えるボランティアではなく、双方的な関係が成り立っている。
 
では、家主さんは今までどのような場所で暮らしてきたのだろうか。
 

(写真:カンボジアのダンプサイト)
 
 脆い資材でできた家、周りにはゴミ。このゴミは、雨で都市から流れ着いたゴミだという。カンボジアはゴミ処理が発達しておらず、ポイ捨て習慣が住民に根付いている。また、雨が降ると青年男性のももの位置まで汚水が浸水してくるという。そして、何よりも悪臭が漂う。お世辞でも良い住環境とは言えないだろう。ここに数十組の家族が暮らしている。言うまでもなく、ここで生活することは、衛生的にも健康的にもよくない。まだまだたくさんの人がこのような場所で生活を送っている。これがカンボジアの現状だ。
 
“劣悪な住環境で暮らしている人たちに私たちができることはあるのだろうか。”
“誰もがきちんとした場所で暮らせる世界”を実現するためには何をすべきなのだろうか。
 
まず、この現状を知ることが必要なのではないだろうか。
一人でも多くの人が問題に対して行動をおこすことが求められるのではないだろうか。
 
時間の使い方は人それぞれだ。その限られた時間の使い方で人生は大きく変わるかもしれない。それは、家を持っていない劣悪な住環境で暮らす人々も同じである。皆さんの時間の使い方で、あなたも、彼らも人生大きく変わる可能性に満ちている。

皆さんのライフスタイルにボランティアという新たな選択肢を取り入れるのはいかがでしょうか。





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