Cafe Amazon、事業拡大の戦略を語る

Cafe Amazon、事業拡大の戦略を語る
2017年03月26日 00時00分 公開
Cafe Amazon、事業拡大の戦略を語る



4年前にカンボジアに進出したタイ石油公社(PTT)が保有するコーヒーブランドCafé Amazonは近年最も成長しているチェーン店となっている。PTTのガソリンスタンドへの併設やフランチャイズとして店舗数を増加している。プノンペンポストの記者であるマシュー氏がPTTカンボジア代表取締役であるストン氏にカンボジアにおけるCafé Amazon拡大が何を意味しているのかについて話しを伺った。
 
 
ーーー当初、Café Amazonはどのようにしてカンボジアに進出したのか?
 
2016年、我々がCafé Amazonのマスターフランチャイズ契約をした後、PTTカンボジアはカンボジアにおいてCafé Amazoのフランチャイザーとなった。
最初に我々がカンボジアに進出したのは2013年であるが、2013年から2016年の業績が好調であったために、タイの親会社から信頼を得ることができ、マスターフランチャイズ契約をすることができた。
現在の計画ではCafé AmazonをPTTのガソリンスタンドに併設することで事業拡大をする予定だ。
 
 
ーーー現在の会社規模はどのくらいなのか?
 
現在、カンボジア国内にCafé Amazonは34店舗あり、プノンペンには26店舗存在する。のこる8店舗も州内にある。10年以内に200店舗まで増やす予定だ。
 
 
ーーー現在の成長を維持するための戦略はどのようなものなのか?
 
PTTカンボジアは店舗運営と第三者とのフランチャイズ契約の両方の戦略をとっている。両方の戦略のバランスを保っていると同時に、この戦略はガソリンスタンドの併設店と独立店両方に適用している。さらに、プノンペンだけでなくシェムリアップなどカンボジア国内全域にCafé Amazonを拡大する計画をしている。バッタンバンやシアヌークビル、シェムリアップなどをカギとなる州であると認識している。
 
 
ーーーCafé Amazonに投資をするいい点は何なのか?
 
Café Amazonのビジネスに投資することはリスクが少なく、基本的に3年以内と回収期間も短いため、投資に対するリターンは良いと確信している。また、顧客が我々のブランドを好んでいることや認知度が高いことも確信している。だから、投資家にとって売上高増加や投資回収は他のフランチャイズより良いと考えている。
 
 
ーーーCafé Amazonが事業展開・拡大において直面している課題は何か?
 
カンボジアには現在、成長している競合が国内ブランドと国際ブランドを含め複数社存在する。それが我々が直面している課題だ。しかし、我々はカンボジアのコーヒー産業は急速に成長している業界であり、まだまだ可能性があるとみている。多くの競合がいたとしても、市場はまだ飽和していない。
 
 
ーーー競争が激しい市場の中でどのように戦うことを考えているか?
 
我々は競合他社を負かすことを考えていない。サービスや事業水準を向上することで我々自身を高めることに注力している。顧客がCafé Amazonのブランドや味に感動する方法やリピーターにするか方法に重点を置いている。
 
また、我々の目標は旅行者のためのブランドになることであるため、PTTのガソリンスタンド内にCafé Amazonを増やすことにも注力している。
 
※このインタビュー記事は長さ、明快さを考慮した上、編集されています。

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