インドの医療分野、カンボジアで台頭か

インドの医療分野、カンボジアで台頭か
2017年10月15日 00時00分 公開
インドの医療分野、カンボジアで台頭か


医薬品およびヘルスケア関連のインド企業は、カンボジアの医療観光客をインドに招くための直接的な関係を確立するために、公的資金融資を通じて、カンボジアとの製薬貿易を広げる道を模索している。

カンボジアのインディアン商工会議所代表のサンディープ氏は、昨年の総額1億6,000万ドルの貿易総額のうち、3,600万ドルをがヘルスケア関連の商品であったと述べた。

ヘルスケア関連の貿易は主に医薬品の輸入に限定されているが、インド政府は、医療観光客の潜在的顧客を持つ国としてカンボジアを特定している。

インドの国営輸出入銀行はすでに、インドのヘルスケア事業者がカンボジアに拡大するための資金調達に重点を置いており、カンボジアの人々における質の高いサービスの需要が高まっているとサンディープ氏は指摘した。

また同氏によると、インドの病院には、カンボジアではできない多くの治療技術があり、シンガポールやマレーシア、ベトナム、タイより低価格で治療を受けることができるという。

昨年8月にプノンペンで代表事務所を開設したアポロ病院は、カンボジアの患者をインドに連れて来る唯一の医療観光事業者だ。サンディープ氏は、肝臓や腎臓移植のような深刻な医療処置のために、すでに多くのカンボジア人がインドに渡ったと付け加えた。

インドから医薬品や医療機器を輸入するMeet Heng Cambodia Ltdのマネージング・ディレクターのヴィチェット氏は、インドの医薬品は高品質で消費者にとって手頃な価格だと語った。

「クオリティの高さと値段の手頃さが認められ、インドの医薬品のカンボジアでの消費は増加の一途をたどっている。カンボジアでの医薬品輸入市場は約8億ドルと推定されている。」

http://www.phnompenhpost.com/business/


 
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