インド政府、カンボジア農村部へハンドポンプを寄付

インド政府、カンボジア農村部へハンドポンプを寄付
2017年04月21日 00時00分 公開
インド政府、カンボジア農村部へハンドポンプを寄付



インド政府は、カンボジアの4つの州の村人がきれいな水を利用できるように保証すると約束した。

昨日ハンドポンプがトボン・クムン州に1,250台、コンポン・チャム州、バンテイ・ミンチェイ州にそれぞれ100台、スヴァイ・リエン州に50台、合計1,500台のハンドポンプが配給されたという。


農村開発長のオック・ラブン大臣はトボン・クムン州での式典で、2011年の政府の要請により1,200万ドルの助成金を約束されたと発表した。

ラブン氏によると、農村地域の人々の半数以上が依然としてきれいな水を手に入れられることができず、彼らの健康を改善するためにはこの援助は不可欠だという。


同氏は「政府は2025年までに全ての人々がきれいな水を利用できることを目標としている。」と語った。


カンボジアやインドは親密な関係にあり、またインドはカンボジアに多くの援助を行い、カンボジアの多くの地域と協力している。


インド大使館のナビーン・シバスタバ氏は「インドは農村部の人々が直面している問題をしっかりと認識している」と述べた。


「インドはカンボジアと似ている。我々は発展途上国であり、多くのインド人は農村部に住んでいる。そのためインドは農村部の電気供給、きれいな飲み水の確保を非常に重要視している。インドは今後もカンボジアへの支援を続けていく。」と同氏は語る。



昨日の式典に出席したチャン・リス氏(62)もトゥンラン地区に住む村人の1人で、ハンドポンプの到着を祝ったという。

リス氏は「以前は井戸や川の水を飲んでいた。そこにきれいな水はない。水は汚れていて、牛や水牛の便が含まれている。」と述べた。

また続けて、「これからは村人がハンドポンプを使うことができる。我々はきれいな水を飲むこともきれいな水で料理をすることも可能となる。」という。


 

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