カンボジア、3月のインフレ率4.3%に上昇

カンボジア、3月のインフレ率4.3%に上昇
2017年06月23日 00時00分 公開
カンボジア、3月のインフレ率4.3%に上昇




 カンボジアの消費者物価指数(CPI)における成長率が前年三月と比べて4.3%に引き上がったが、ある専門家は「国家統計研究所が出す最新の数字によると、生活支出の増加はカンボジア人の生活に少しの影響しかもたらさない」という。


 政策研究センターのチャン・ソファール所長はクメール・タイムズ紙に、インフレ率はカンボジアの現在の経済パフォーマンスに応じて変動すると述べた。

 「消費者物価指数(CPI)の増加は警告を表すものではない。インフレ率が5%未満であれば、カンボジア経済の問題にはならない。」とソファール氏は述べた。

「最新の消費者物価指数(CPI)は我々のマクロ経済が良いことを強調している。これは、我々国民が日頃余裕ある出費を可能にするため、より多くの収入を得ることができると同時に、事業主もビジネスで利益を得ることができて幸せになれるということを意味する」と付け加えた。
 

消費者物価指数(CPI)の計測は、家計の消費やサービス料金の値段を変える。

そのような変化は、消費者のリアルな購入力に影響を与える。

消費者物価指数(CPI)の増加は生活のコストを表し、インフレに繋がる。



 NISによれば、3月の平均消費者物価指数(CPI)は、食べ物やノンアルコール飲料の値段の増加のため5.55%まで上がったという。

アルコール飲料とタバコは3.88%、衣類や履物類は3.58%まで上がった。

最大の増加は、6%以上の増加を見せた輸送・運送部門だ。
 
この増加は主に世界的な原油高の高騰のためだという。
 


世界銀行の最新の「カンボジア経済改訂」の報告では、継続的な賃金の上昇に基づく家計の消費による強い国内需要の結果としてインフレが発生しているという。
 
特に輸入車両は、2015年の20%と比べると前年比は21.4%に拡大した。

また、ディーゼル車の輸入は、2015年の3.6%と比較して2016年は14.2%に高騰したと報告された。


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