カンボジア救国党(CNRP)の掲げるスローガンを巡り論争が激化

カンボジア救国党(CNRP)の掲げるスローガンを巡り論争が激化
2017年03月10日 00時00分 公開
カンボジア救国党(CNRP)の掲げるスローガンを巡り論争が激化


野党のカンボジア救国党(CNRP)は与党からの圧力があるにもかかわらず、与党に対し論争的な選挙スローガンを掲げ続けていくつもりだ。

CNRPの報道官イェン・ポンヘリット氏は、今まで自分たちの党のために働いてきた与党が、国民のために働く与党に入れ替わる。カンボジア人民党(CPP)から何人か請願するものもいたが、CNRPはこれを受け入れないと述べた。
ポンヘリット氏は、これはただのスローガンであり、政党の公約ではない。このスローガンは与党が主張しているような、挑発的なものではないと語る。
あくまでこれはCNRPのただのスローガンであり、何の影響もない。これで何かが変わることはないだろうと加えて述べた。

昨日、プノンペンと5つの州から96人の代表らがCNRPに対し、誤解を招く恐れがあると主張しスローガンを変更するよう請願書に署名をした。
シェムリアップ、コンポンチャム、クラチエ、プレアビヒア、バンテイメンチェイ州からの州知事は、論争的なスローガンは自国民のための素晴らしい働きを否定し、代わりに指導者の間に軋轢を生むと主張した。
野党のスローガンは州知事の努力と我々に投票してくれた国民を軽蔑するものだ。このスローガンは地方レベルで摩擦を引き起こすだろうと、反対派は述べている。

これを受けてカンボジア人民党員の18人は水曜日、これに対抗するスローガンを掲げ、選挙法と比例代表制度下で国民のための働きを非難するものであると主張した。
CPPの報道官ソク・アィサン氏はこれまで法的措置の脅威について繰り返し促し、加えてCPPの弁護士はそれに関する法律について調査していると述べた。
CNRPのケム・ソカー代表は先週、党の臨時総会で国民よりも党の利益を追求したとして有罪判決を受けた。
彼はもうすぐ行われる政党の選挙において当選を確実にするため、構成員のために働きかけたという。
選挙は7月4日を予定している。

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