カンボジア最大のイベント、水祭りがいよいよ来月開催

カンボジア最大のイベント、水祭りがいよいよ来月開催
2017年10月17日 00時00分 公開
カンボジア最大のイベント、水祭りがいよいよ来月開催

来月開催予定の水祭りには、270隻の船が登録されている。
 
その数は非公式な情報ではあるが、昨年の256隻よりも多く、金曜日の締め切りまでまだサインアップする時間がある。
 
「我々には、まだ詳細な書類がなく、船の名前と数については非公式の数字しかない」と、国内および国際フェスティバルを準備する全国委員会の常務副委員長であるチャム・スレイ氏は述べる。
 
チャム・スレイ氏は、地方当局は金曜日までにすべての参加する船の数、名前、公式文書を委員会に送らなければならないと語った。
 
今年の水祭りは11月2日から4日まで開催される。
 
レーサーは、クロイ・チャンヴァー開発区域にあるクロイ・チャンヴァー橋(日本友好橋)の東地域に滞在することになるという。
 
水祭りが始まる1週間前にボートレーサーが滞在するための一時的住居が建設される予定だ。
 
また、水位は6メートル以上で、今年のレースは前年に比べて状況が良いという。
 
しかし懸念されるのは雨である。雨が来月まで降り続ければ、式の準備や、滞在する人々にとって問題になるだろう。
 
ヒム・ヤン国家警察長は、警察は訪問者のための警備、安全、治安に基づく保護を計画していると語った。
 
「我々は、全国の警察に、人々が水祭りに訪問する際の治安と安全を守るように命じた」と同氏は述べた。


ヤン氏は、安全確保のために5万人以上の警察官が派遣され、式典中には約5,000人の警察官が交通整理に当たる予定だと述べた。水祭りには地方から多くの人がプノンペンに来るので、交通量の増加は必至だ。
 

プノンペン市役所の広報担当であるピークディー氏は、多くの人々が都市を訪れることを期待しており、市役所では水祭りを歓迎し、その準備に当たっていると語った。
 
2010年以来、プノンペンでの祝祭は、天候が主な理由で過去5年間のうち、4回がキャンセルされている。
 
2011年と2013年には洪水により、また2012年はノロドム・シアヌーク王の死去でレースが中断された。
 
水祭りはカンボジア最大のイベントの一つであり、全国の何百万人もの人々がプノンペンに押し寄せる。
 
昨年は、16,000人以上のレーサーが参加した。
 
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