アルファ・ゴールド・フューチャーズ(Alpha Gold Futures)は昨日、デリバティブ取引サービスを開始し、カンボジアの新興デリバティブ市場に最近追加される形となった。
同社はインドネシアのアルファゴールド社とカンボジアのコングロマリッド企業であるKeo Malyグループとでできたジョイントベンチャーである。
アルファ・ゴールド・フューチャーズの会長であるケオ・マリー氏は、同社はすでに金と外国為替の取引を開始しており、近い将来ポートフォリオを拡大し、貴金属や石油ガスなどの他のデリバティブも購入できるようにすると述べた。
また、「当社は現在、市場におけるワンストップソリューションになるように事業を展開している。私たちは、顧客が必要とするあらゆるサービスを提供し、当社への投資が安全で信頼できるものだと感じさせたいと考えている」と語った。
同社は今年11月にカンボジア証券取引委員会(SECC)からブローカー・ライセンスを受け、現在、ロンドン国際金融先物取引所であるLOCOロンドン(ロンドン・ゴールド)と同様に19の通貨の外国為替取引を提供している。
SECCによると、カンボジアの株式市場には10のデリバティブ仲買業社と4つの決済機関があるという。
SECCのソ・ソチェート局長は、「人々の市場への信頼が高まるにつれ、取引額もが徐々に増えてきた。」と述べた。
「ちょうど1年以上前にデリバティブ市場が開始された。国民の意識の高まりと同時に、我々は改善を重ね、ますます拡大している。」
デリバティブは、より基本的な資産や商品などから派生した資産あるいは契約である
これらの金融商品は、投資家が原資産の将来価値を期待し利益を上げるのに役立つ。
デリバティブ市場はカンボジアでは2015年に開始された。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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