カンボジア、電力購入を保証する法案を可決

カンボジア、電力購入を保証する法案を可決
2017年07月11日 00時00分 公開
カンボジア、電力購入を保証する法案を可決

国会は昨日、州の大規模な2件の民間エネルギープロジェクトから電力購入を保証する法案を承認し、不安定な政治情勢による損失から投資を保護する意向を示した。
 
この法案は、アレックス株式会社が建設しているココン州にあるスタン・タタイ水力発電ダムからプンペンまで繋がる220キロメートルの送電線によって配電された電力と、プレア・シアヌーク地域でカンボジアン・エネルギーII 株式会社(CEL2)が開発した150メガワットの石炭火力発電所で生産されるエネルギーの購入契約を義務付ける。



国会の発表によると、エレクトリック・デュ・カンボッジ国営会社(EdC)が十分な財務能力を持っているかどうかに関わらず、政府が各プロジェクトによって配電・生産されるすべての電力を購入することを保証するという。
 
この法案は、経済財政省と鉱工・エネルギー省が2つのプロジェクトから余剰エネルギーを購入することを認めた。
 
「政府は、EdCが支払い不可能な場合の電気の購入契約と、不安定な政治状況によって運営を中止することになった場合、インフラ投資の購入を約束するという2種類の保証を提供する」と発表した。

この発表はまた、アレックス株式会社の既存の契約のもとで計画された230キロボルトの送電線を500キロボルトに増加し、プロジェクトの規模を2倍にすることを許可した。
 
2月に閣僚理事会は、アレックス・コーポレーションに、1億3,600万ドルの送電線プロジェクトを許可する意向を示した。
このプロジェクトは3年以内に完了予定である。
 
2億6,000万ドルのCEL2石炭火力発電所は、2019年の後半に完成する予定である、と同時に発表した。

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