クメール正月後の不動産投資、活発化するか

クメール正月後の不動産投資、活発化するか
2017年04月09日 00時00分 公開
クメール正月後の不動産投資、活発化するか


カンボジアは、来たるクメール正月に何千人ものカンボジア人が地元に帰省し、一段落した後に不動産取引が増加すると予想している。

Lucky Real EstateのCEOディス・チャンナ氏によると、4月13日から15日までの休暇は多くのカンボジア人にとって約1週間の休暇となる。
その期間中、故郷だけでなく他の地方の観光地も訪れ、彼らは土地や不動産を視察する可能性もある。

しかしながら、この期間の視察は単なる視察であり、クメール正月の後に確実に購入や売却を決定するものではない。

同氏は、「私の見解ではクメール正月の後、都市の不動産はあまり活発に動かないが、取引は主に地方の州で行われている。主に需要がある州は、土地や不動産の取引が多いシアヌークビル、シェムリアップ、バッタンバン、コンポンスプー、コンポンチャム州などである。」と述べた。

Century 21 MekongのCEOクレック・ソクニン氏は過去の経験と動向を踏まえ、4月から5月にかけて不動産活動が減速し、6月から12月にかけて回復しており、その時期が最盛期だと語った。
1月から2月は低迷期だと見られ、3月はそのさらに減退していくという。

しかしチャンナ氏の見解とは対称的にソクニン氏は、クメール正月後にシアヌークビルとシェムリアップの不動産取引が行われ、クメール正月期間に本格的な視察が行われていると述べた。

多くのカンボジア人が旅に出ると、不動産投資会社ECGカンボジアのマイケル・S・ニム氏は、プノンペンの外の土地がさらに開発されていると述べた。

もしもその土地に価値を感じれば実際に土地の購入を考慮するという。
 
ニム氏は、「明確な情報が得られないということは井の中の蛙のようなものであり、その結果、誤った選択をして不動産を購入することになるか、不当な価格で購入することになる。」と述べた。


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