プノンペン市警、駐車違反に罰金を課す意向

プノンペン市警、駐車違反に罰金を課す意向
2017年07月17日 00時00分 公開
プノンペン市警、駐車違反に罰金を課す意向

プノンペン市警は昨日、車のナンバープレートを最新機器でスキャンすることで所有者の身元と住所を特定し、来月から駐車違反に対して最大25ドルの罰金を課すことになると発表した。
 
内務省交通部公序良俗局取締役のロスヴェスナ氏によると、違反者には車両および運転免許証の失効、場合によっては裁判などによって5万〜10万リエル(約12.50ドル〜25ドル)の罰金が課されるという。
 
ロスヴェスナ氏は、「高度なシステムを使いこなせるよう交通課の警官を訓練している。」と述べた。
 
「これは違法駐車の根絶に一役買うだろう」
 
タクシー運転手のヤン・ブンソーン(46)はこの動きを歓迎していると語った。
 
「現在交通課の警官の中には、ビジネスオーナーである車両所有者や、特にカンボジア王国軍(RCAF)と警察の車両の影響力を恐れている者もいるようだ。また、高級車の所有者が交通法に違反していた場合、警察官は罰金を課す代わりに賄賂を要求している現状がある。」とブンソウン氏は語った。
 
ソシエロ(Sothearos)大通りで屋台を営むムン・ヤー氏(38歳)は、駐車違反の弾圧が路上販売業者に及び、一方で富裕層の車は罰金を払わずに駐車違反が見過ごされるのではないかと懸念を示した。
 
ロスヴェスナ氏は、罰金が支払われない場合は30日後に罰金額が倍増し、60日後には3倍になると述べた。 90日後には、直接裁判所に起訴されるという。

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