<フン・セン首相が衣服製造工場で働く妊娠中の女性労働者に会う様子(KT/Ven Rathavongより)>
9月19日、フン・セン首相は、今年、カンボジア政府は妊娠中の女性労働者4万人以上に対し数百万ドル規模の支援を行ったと話した。
コンポンスプー州で行われた労働者に対する演説で、フン・セン首相は今年の現時点で、妊娠していた女性労働者約4万2000人が4万3000人の子どもを出産したと述べた。
首相は「我々は170億リエルまたは415万ドル(約4億7000万円)を妊娠中の女性労働者へ支援した」とも話している。
政府は、女性労働者に対し、出産手当として子ども1人あたり100ドル(約1万2000円)を支給している。双子の場合は200ドル(約2万4000円)、三つ子の場合は300ドル(約3万6000円)が支給される。
フン・セン首相によると、政府は妊娠中の女性労働者支援に関して1年間で1000万ドル(約11億円)の予算があるが、一部の企業が国家社会保険基金にまだ登録していないため十分な額には到達していないという。
首相は「私は今回の演説を通じて、女性労働者を支援するため、すべての企業を国家社会保険基金に登録するよう促したい」とコメントした。
カンボジアの衣服製造工場での労働者は約80万人で、その大部分を女性が占めている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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