シアヌークビル州、港開発に反対

シアヌークビル州、港開発に反対
2018年10月17日 00時00分 公開
シアヌークビル州、港開発に反対


カンボジア青年党はシアヌークビル州にあるBoeung Prek Toap湖域の開発を再検討するよう政府に求めた。

 


Boeung Prek Toap湖の16ヘクタール以上は閣僚会議令で2016年に清水保護区域に指定された。政府は自然美、文化、生態系や生物多様性を保護することを狙いとしている。

2月、政府はBoeung Prek Toap湖のうち、11.50ヘクタールを開発のために開拓する新たな閣僚会議令を発令した。保護される土地は4ヘクタールのみだという。


最高諮問評議会のメンバーでもあるCYP(カンボジア青年党)党首のPich Srosは、Boeung Prek Toap湖の開拓は湖の存続に害を及ぼすことは明らかであろうと述べた。また、Sros氏は、政府が11.50ヘクタールを開発のために埋め立てようとしていることに困惑していると述べた。


Sros氏は現在、政府に開発を再検討し、引き続き16.3ヘクタールあるBoeung Prek Toap湖の全域を保護区域に指定することを求めている。


今月末の諮問会議においてその問題を取り上げるつもりだ。同時に、他政党からの協力も得るつもりである。もし我々がこの湖を開拓するなら、シアヌークビルの清水の供給に影響が出るだろう。この湖は雨季の間は、貯水池でもあるのだ。」とSros氏は述べた。


Boeung Prek Toap湖開発計画はシアヌークビルの住民からも非難されている。

 

出典:KHMER TIMES

 

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