15日、ノロドム・シハヌーク前国王記念日に前国王の追悼が行われる予定だ。
14日、National Committee for National and International Festivalsは、崩御記念日にノロドム・シハヌーク前国王のフランスからの独立、国内闘争の調停、国家の統一と発展といった功績を称える予定だと述べた。
14日、プノンペンのKhuong Sreng知事は全ての公共機関や民間機関にシハヌーク前国王の肖像画を掲げるように促した。
同知事は全ての機関は僧侶がパゴダで皆で追悼しているときは僧侶たちに従わなくてはならないと述べた。
また、Sreng知事は「前国王に追悼し、敬意を表さなくてはならない」と続け、プノンペン市の情報部門は前国王にまつわる話を人々に発信し、警察は独立記念塔近くのSamdech Preah Borom Ratanak Kod Statueで高官が前国王を追悼するなか警備を行ってほしいと述べた。
14日、駐韓国カンボジア大使のLong Dimanche氏は大使館は通常通り営業していると述べた。
同大使は「前国王は6年前に逝去したが、全てのカンボジア国民の心の中に今も生きている。前国王は人生をカンボジア王国の平和と独立に捧げたのだ」と語った。
ノロドム・シハヌーク前国王は1953年にフランスからの独立に尽力した。崩御記念日におけるイベントはカンボジア国内で前国王の業績を称えるために行われている。
シハヌーク前国王は1955年に一度退位し、1970年、軍がクーデターを起こしシハヌーク前国王を追放し前国王は中国と北朝鮮に亡命した。そして1993年、再び国王に即位した。
2004年、シハヌーク前国王は息子のノロドム・シハモニ国王に王位を継いでもらい、自身は退位した。
2012年10月15日、シハヌーク前国王は90歳で逝去した。
崩御の2日後、前国王のご遺体はシハモニ王子やフン・セン首相によってカンボジアに運ばれた。その後国旗が掲げられ、政府は前国王を弔問するための期間を設けた。
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