プノンペンの倉庫、火災で全壊

プノンペンの倉庫、火災で全壊
2018年11月01日 00時00分 公開
プノンペンの倉庫、火災で全壊

30日午後、プノンペンBoeng Tompon I地区にある倉庫で火災が発生した。倉庫は中国人が所有しており、ティッシュペーパーやスポンジが保管されていたという。死傷者は報告されていない。

 


目撃者によると、火災は午後3時頃に様々な倉庫が立ち並ぶ場所で発生したという。


火災が発生した倉庫の所有者は中国人で、倉庫内には麺やティッシュペーパー、スポンジが保管されていた。


軍警察や国家警察は消火に10台の消防車を出動させ、約1時間で火は消し止められた。この火災で倉庫1棟が全焼した。


倉庫に勤めていた労働者によると、凄惨な火災現場で消防隊員は迅速に消火活動を行い、最悪な事態となる前に火を消し止めたという。


同労働者は「火災現場に駆けつけ目にしたものは悲惨だった。壁を伝って我々の働く倉庫にも火が燃え移ろうとしていたが、消防隊が消し止めてくれたため燃え移らずに済んだ。もし我々の工場に燃え移っていたら、中ではガスが使用されているので大爆発を起こしていたかもしれない」と語った。


倉庫の労働者Povさん(27)は、火災の発生した倉庫への道は狭いため消防隊が現場に入るのは困難だったと述べた。


現在、当局は出火原因を調査している。ただ、火災発生直前に修理工が屋根で溶接修理を行なっていたという目撃証言が入っている。


火災現場の近くに住むTan Sourさんは、火災発生当時万が一に備え家から所有品を持ち出していた。


Sourさんは「消防隊の迅速な対応のお陰で火は家に燃え移らずにすんだ。近くに住む何人かの高齢者は火災を目にしたショックで失神した」と語った。

 


軍警察消防隊のNeang Chamnab氏は火が燃え広がることを食い止めるために必死だったと述べた。


同氏は「私は火災が近くの倉庫や家屋に燃え広がらないように必死で消火活動を行なった。ただ、火災発生現場の倉庫にはティッシュペーパーなどすぐに引火しやすいものが中にあったため、迅速に対応したものの全焼から防ぐのは難しかった」と語った。


「我々の部署から4台の消防車を、残りは国家警察が出動させた。ただ、火災発生現場の倉庫は跡形もなく全焼した」と続けた。

 

出典:KhmerTimes

 

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