25日、上院議会は政党法の改正案を可決し、元野党党員の政治活動の再開が認められる可能性が出てきた。
上院議院のSay Chhum議長とその他56人の議員は政党法第45条の改正案を可決したという。元野党党員100人以上に対する5年以上の政治活動禁止が解除される見込みだ。
上院議員のChhay Vanna氏は、今回法案を改正して元野党党員が政治に再び参加するように促すことで国家としての結束が高まることを期待していると述べた。
同氏は「法に基づいて法案を改正することで国家としての結束が高まり、複数政党制民主主義をカンボジア国内で促進することができる」と語った。
改正された法案には「政治活動の停止を命じられた者は、今回最高裁判所からの政治活動の停止を言い渡した判決がフン・セン首相や内務大臣らによって無効となり、政治活動を行う権利を再び有することができる」と書かれている。
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