<シェムリアップ国際空港に駐機するスモールプラネット航空の航空機>
運航ライセンスを取得してからわずか1年、シェムリアップに拠点を置くスモールプラネット・エアラインズ・カンボジアは2019年からの運航を停止する予定だ。
カンボジア・エアポート社広報部長のKhek Norinda氏によると、スモールプラネットグループの子会社であるスモールプラネット・エアラインズ・カンボジアはすでにカンボジアでの運行停止を申請しており、来年から運行が停止されるという。
同氏は一時運航停止に至った詳細を明かさず、クメールタイムズの取材に対して詳細に関する質問にはスモールプラネットエアラインズカンボジアが直接対応するべきだと語った。
スモールプラネット・エアラインズ・カンボジアに対し、クメールタイムズはメールにて質問を送ったが回答はなかった。
2018年初め、スモールプラネット・エアラインズ・カンボジアはシェムリアップと中国、韓国、日本を結ぶ直行便の運航を開始する予定だと発表していた。
9月、シェムリアップー東京・成田間を結ぶ直行便を就航すると発表したが、計画は延期されているという。
ドイツとポーランドにある姉妹会社は一時運航停止の原因は先月の苦しい財政状況だと発表した。
民間航空庁(SSCA)によると、スモールプラネット・エアラインズ・カンボジアはローシーズンの運航を停止するだけに止まる可能性もあるという。
26日、スモールプラネットグループ広報担当のChea Aun氏は民間航空庁はまだ一時停止の申請を受けていないと述べた。
「スモールプラネット・エアラインズ・カンボジアはチャーター便を運航しているため、今回の運航停止の背景にはローシーズンで十分なお客さんを確保できなかったことがあるのかもしれない」と同氏はコメントした。
出典:KhmerTimes
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