南アフリカ人とカンボジア人女性、詐欺で起訴

南アフリカ人とカンボジア人女性、詐欺で起訴
2019年06月19日 00時00分 公開
南アフリカ人とカンボジア人女性、詐欺で起訴

<警察の事情聴取を行う様子(CNN)>

 

18日、プノンペン地方裁判所は、南アフリカ人男性と交際相手のカンボジア女性がオンラインプロフィールを使用した詐欺でお金を騙し取ったとして起訴した。

 

プノンペン警察のLy Sopheak氏は今回起訴されたのは南アフリカ人のNwosu Martins被告(31歳)と交際していたカンボジア人のKan Kalin被告(35歳)だと明らかにした。2人ともChamkarmon地区Boeng Tumpunコミューンの賃貸住宅に住んでいたという。

 

同氏は、被告らが詐欺の容疑で起訴され、有罪判決になった場合、最高で3年の懲役が言い渡されると述べた。

 

同氏は、6月11日に被告らは34歳の女性から4000ドル(約40万円)を騙し取った後、Por Senchey地区の警察官に逮捕されたという。

 

同氏は、2月にMartins被告が「Jerry Snow」という偽名と別の外国人の写真を使って偽のプロフィールを作成し、被害者に友人申請を送ったと述べた。

 

被害者が友人申請を受け入れた後、Martins被告が被害者と会話をはじめ、自身がアフガニスタンに拠点を置く米軍兵士であり、2020年に引退することになっていると伝えた。

 

被告人はさらに、何百万ドルものお金を持っており、プノンペンにコンドミニアムを購入したいと話していたという。そして被害者に対して事前にお金を被害者の口座に送金すれば、自身が来年カンボジアに行く前にコンドミニアムを購入できると伝えたようだ。

 

 

同氏によると、5月15日、Martins被告はコンドミニアムを購入する金額を回収するためにシェムリアップ州の運送会社に連絡するように伝えたという。


 
6月1日、運送会社の責任者であるカンボジア人男性は、海外から送金されたお金に警戒するよう被害者に主張し、被害者はサービス料として550ドル(約6万円)を支払うよう命じた。

 

6月4日、Kalin被告が運送会社の職員であると主張し、輸送する金が多額のため手数料も高額になるとしてさらに5300ドル(約55万)を被害者に請求した。 被害者は支払い料金を3000ドル(約30万)まで交渉し、その金額を振り込んだという。

 

 

その日の午後に、Martins被告が被害者に電話をかけ、税金として4700ドル(約48万)を要求した。 これに対し、被害者は疑いを持ち、警察に相談をした。

 

同日午後、Martins被告は被害者に電話をかけ、税金として4700ドル(約48万)を要求したという。これに疑いを持った被害者は警察に相談をした。

 

 

出典:KHMARTIMES

 

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