カンボジアの最大野党元党首のサムレンシー氏がカンボジアへ帰国することに失敗し、国内外での緊張が高まっているのを受け、フンセン首相が野党活動家70人の解放を開始した。

 

「拘束されているのは70人以上いる。解放するために早急に対応して欲しい。」とカンポット州で行われたセメント工場の開所式でフンセン首相は話した。

 

拘束されているのは解党したカンボジア救国等の党員らだ。
カンボジア救国党の元党首であるサム・レンシー氏の帰国を支援したとして逮捕されていた。

サム・レンシー氏をはじめ、カンボジア救国党の元副党首であるMu Sochua氏などはタイ国境からカンボジアに帰国することを計画していたが、タイ政府が同氏らのタイ入国を拒否していた。

 

野党活動家の解放はフンセン首相の指示後、すぐに行われた。

カンポット州のカンボジア救国党支持者であるMom Sambo氏はアルジャジーラの取材に対して、10月14日に身柄を拘束され、1ヶ月にわたり刑務所に収容されていたが、14日(木)に解放されたと話した。

Sambo氏は解放はされたものの、自由ではないと主張している。

 

「我々は裁判所の監視下にある。国外に出ることはできない。最も大きな問題はいかなる集会も開くことは許されていないことだ。」とSambo氏は話した。

Sambo氏は裁判所に対して自身と他のカンボジア救国党支持者の行動の制限を撤廃するように訴えている。

 

Sambo氏によると、刑務所の環境は劣悪だったが、拘束中の扱いに関してはよかったという。

 

「刑務官は自分と他の政治犯で収容されている人に尊敬を持って接していた。刑務官は我々が何も犯罪を犯していないことを理解しているため、尊敬を持ってくれていた。」とSambo氏は話した。

 

出典:aljazeera.com

 

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