プリンス・リアルエステート(Prince Real Estate)グループは、プノンペンやシアヌークビルで多くのプロジェクトを完遂させた昨年に続き、2019年、不動産開発計画4つを着工する予定だと明らかにした。
Qiu Guoxing会長は、先週開かれた企業集会で「2019年、4つのプロジェクトが着工する予定だ。Prince Happiness Plazaやシアヌークビル州における本社ビル、Prince City Centerのヴィラ、病院の4つだ」と語った。
現在、工事中のプロジェクトは8つあるという。
「2019年は多くの困難に直面するだろうが、社員が業務に責任を持って、また根気強く取り組んでくれることを期待している」と語った。
2018年、プリンス・リアルエステートグループは2つのプロジェクトを完遂した。1つはプノンペンに位置し1万6300平方メートルを有するPrince Central Plaza、2つ目はシアヌークビル州に位置し全フロア面積の合計が13万3400平方メートルにのぼるPrince Timeホテルだという。
センチュリー21メコン(Century21 Mekong)CEOのChrek Soknim氏は、外国人観光客の増加やインフラ整備が進んでいることがシアヌークビル州で不動産開発が進んでいる背景だと話した。
同CEOは「シアヌークビル州は発展の余地が大きいため、多くの投資家は長期投資を行っている。ただ、海岸沿いの高級レジデンスの建設プロジェクトはここ最近外国人観光客が増加したために増え始めている。私は今後ヴィラやレジデンス、コンドミニアムが暴落することはないと予想している」と語った。
不動産サービス・不動産投資会社のCBREの最新の報告によると、今後3年間でシアヌークビル州ではコンドミニアムの供給量は増加し、シアヌークビル州は大きく発展するという。
2018年、シアヌークビル州には合計200万人の観光客が訪れ、そのうち47万人が外国人だった。外国人観光客のうち、中国人が前年比126%増の12万人を占めたという。
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