カンボジア国家警察代表は国内の全警察当局に対して、中国旧正月期間における警備体制の強化を呼びかけた。
今週1週間、中華系の国民は中国旧正月を祝うという。
4日、国家警察のNeth Savoeun代表は全ての警察官に対して、警備体制を強化し国内の治安を守るように呼びかけた。
同代表は「警察官は犯罪に関する情報を収集し、犯罪を企てた者の拘束に全力を挙げてほしい。特に暴力団によるフェスティバルの妨害を取り締まってほしい」と語り、警察官に寺院への配備を要請した。
先週、プノンペン市役所は火事を防ぐために当局の許可なく花火を購入・使用することを禁ずる声明を発表した。
国家警察の声明によると、バンテイメンチェイ州警察のAth Khem長官は市役所の花火禁止発表に賛意を示しているという。
今回、Gen Khem長官は警察官に、日和見主義者がお祭り騒ぎに便乗して窃盗を行わないように監視を強めるように呼びかけた。
国家警察は声明で「Khem長官はパトロールの強化やマーケットの巡回、その他人の集まる場所での警備の強化を呼びかけている。また、消防隊に対して出動準備も要請した」と述べた。
4日、内務省防災部門のNeth Vantha長官は政府と国家警察より準備を整えるように要請を受けていると話した。
「我々は国家警察代表の指示を実行する用意が整っている。内務省は339台の消防車と1337人の消防隊を準備している。人員と道具の準備は申し分ない」と語った。
プノンペン当局は王国軍(Royal Cambodian Armed Forces)など様々な機関の助けを借りて、合計30台の消防車の準備を整えた。
Affiliated Network for Social Accountabilityカンボジア支部のSan Chey代表は、国家警察による支援を受けた機関は国内全域の監視に努めるべきだと話した。
「警備を必要以上に行なっている機関もある。郊外にある私有地で厳重警備を行い、その結果周辺地域における警備が手薄になることも多い」と語った。
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