フェイク動画投稿の中国人、懲役3年に

フェイク動画投稿の中国人、懲役3年に
2019年06月13日 00時00分 公開
フェイク動画投稿の中国人、懲役3年に

<Ing Hum被告が裁判所に到着する様子(KT/Siv Channaより)>


12日、プノンペン地方裁判所はプノンペンで中国人同士が喧嘩する様子を捉えたフェイク動画を制作、投稿したとして中国人の男に懲役3年の有罪判決を言い渡した。中国人の男には懲役判決5年が求刑されていた。


Ros Piseth裁判長は、有罪判決が下ったのをChbar Ampov区に住むソフトウェアデザイナーのIng Hum被告(28)だと明らかにした。


同裁判長によると、Hum被告は犯罪を扇動し、公共文書を偽造したとして起訴されたという。

 

同裁判長は「証拠と被告の証言に基づき、裁判所は有罪判決を言い渡した。懲役5年が求刑されたが、2年減刑され、懲役3年に確定した。また、裁判所は1000ドル(約11万円)の罰金も課した」と述べた。


同裁判長は、Hum被告は12月15日にNirothコミューンで内務省反サイバー犯罪部門に逮捕されたと述べた。


同被告は、プノンペンで中国人グループが刀を使用し喧嘩するフェイク動画を制作し、フェイスブックページに公開したことで逮捕された。


裁判長は「被告が投稿したフェイク動画は多くの”いいね”を集め、拡散された。被告が投稿した動画により公衆が混乱し、公共の秩序や安全を著しく乱した」と続けた。


被告は判決に関するコメントを控えた。5月22日に行われた裁判では、容疑を認めていたという。


Hum被告は裁判で、フェイスブックで”いいね”やシェアを集め、自身のページの人気を向上させるためにフェイク動画を制作したと供述した。


被告は「動画が”いいね”を集め、拡散されることで、自身のフェイスブックページが有名になると考えていた。制作した動画が法律に反していること、公共秩序や安全を乱していることを認識していなかった」と述べた。

 

出典:KHMER TIMES

 

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