プノンペンの衣類工場で集団失神

プノンペンの衣類工場で集団失神
2019年07月24日 00時00分 公開
プノンペンの衣類工場で集団失神

<22日、病院で衣類工場の労働者が治療を受ける様子(写真提供:DAP News)>

 

22日、プノンペンのPor Senchey地区にあるNew Fuma Costume社の工場で働く約40人が集団失神し、病院に搬送された。

 

22日、Chom Chaoコミューン警察のTheng Kosal署長は、午前8時30分ごろ、工場で働く女性労働者36人が疲弊により失神したと述べた。

 

「労働者らはすぐさま病院に搬送された。睡眠不足により疲労が蓄積したことにより気を失ったと見られている。労働者らは週末にも出勤しており、週明け仕事に戻ってきたときには衰弱しきっていた」はKosal氏は述べた。

 

Cap Kosal氏は、工場は集団失神発生当日にこそ休みを設けたが、23日には仕事を再開させることを望んでいると付け加えた。

 

22日、New Fuma Costume社の工場関係者はコメントを出していない。

 

同日、カンボジア縫製業協会(GMAC)のKaing Monika副事務局長は、工場内に熱レベルや換気などに問題があると述べた。

 

同氏は労働省委員会が今回の事件を注意深く監視し、直ちに是正措置を取るよう勧告したと付け加えた。

 

「工場内の問題が解決した場合、24日に労働者は仕事を再開することができる。労働者側のことを言えば、個人的に健康上の問題のあった労働者が1人か2人いた。その労働者が意識を失ったことで、周りの人もパニックになり意識を失った。それが原因で大規模な集団失神に繋がった」とKaing氏は語った。 

 

Kaing氏は、是正措置の中でも特に工場内で行われる労働者の健康と教育に重点を置くべきであると話した。労働省委員会はまた、関連する予定された訓練コースに参加する予定だ。

 

労働者運動共同同盟(CUMW)のPav Sina会長は22日、労働者の集団失神の発生件数は減少していると述べた。

 

しかし、同氏は関係者全員に対し、労働者の集団失神に対してより一層の注意を腹い、発生件数を減らし続けることを求めた。

 

「検査職員は、すべての職場が労働者にとって安全であることを確認するため検査を実施し、集団失神の再発防止のため、工場でワークショップを開催するべきだ」とSina氏は述べた。

 

出典:khmertimes

 

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