マリオット、カンボジアでの事業拡大へ

マリオット、カンボジアでの事業拡大へ
2019年08月14日 00時00分 公開
マリオット、カンボジアでの事業拡大へ

<プノンペンに建設予定のThe Khom Autograph Collectionホテルのイメージ画像(写真提供:マリオット・インターナショナル)>

 

先週、マリオット・インターナショナルはカンボジアでのブティックホテルのブランドを強化するため、新しいパートナーと提携した。

 

8日、世界的なホテルブランドであるマリオットインターナショナルはオートグラフコレクションズになる予定のプノンペンのThe Khomホテルと契約を締結した。

 

オートグラフィックコレクションとはマリオット・インターナショナルによって厳選された、高級ホテルから独立系ホテルのブランドポートフォリオだ。オートグラフコレクションに選ばれたホテルは独立して所有されており、オートグラフコレクションの名で運営される。

 

2022年にオープン予定のThe Khomホテルは、カンボジア初のオートグラフコレクションホテルとなる見込みだ。

 

Wywaza Investmentによって開発される同ホテルには、ゲストルームとスイートルーム130室、専門レストラン、カフェ、ビュッフェ形式のレストラン、スカイバーなどが併設される予定だ。

 

マリオット・インターナショナル社のアジア太平洋地域の最高開発責任者であるPaul Foskey氏は、カンボジアではホスピタリティ部門への国際的な観光客数と投資が増加していると述べた。

 

Foskey氏は先週行われたパートナーシップ調印式で「カンボジアの市場に潜在性を感じたため、カンボジア初のオートグラフコレクションブランドとなるThe KhomホテルにおいてWywaza Investmentと提携した」と述べた。

 

今年上半期にカンボジアに訪れた外国人観光客数は前年同時期比11.3%増の330万人に登った。 

 

カンボジアは2014年〜2018年にかけ、合計230億ドル(約2500億円)相当におよぶ投資プロジェクト959件を承認した。2019年上半期だけでも合計52億ドル(約5500億円)相当におよぶ投資プロジェクト153件を承認した。

 

観光省によると、今年上半期にプノンペンとシアヌークビルを訪れた観光客数はそれぞれ200万人以上と約60万人となり、27%増加した。

 

Wywaza InvestmentのCEOのDouk Dien氏は、今回の協力によりホテル業界における競争が高まると述べている。

 

「多様なオートグラフコレクションホテルブランドをカンボジアに展開し、マリオット・インターナショナルと提携できることを誇りに思う」と同氏は述べ、マリオット・インターナショナルのブランドとサービス基準へのコミットメントにより、今後ホテルが成功を納めることを期待していると付け加えた。

 

1月、マリオット・インターナショナルは地元の複合企業でるChip Mongグループと協力し、プノンペンにフェアフィールド・インの建設を開始した。 ホテルは5つ星で、2022年にオープンする予定だ。

 

フェアフィールド・インは、マリオット・インターナショナルのフランチャイズ運営で低コストのホテルだ。

 

 

プノンペンにオープン予定のフェアフィールド・インは、中心地に位置する45階建てのビルの上層階15階に建設されるため、スカイバーからパノラマビューを楽しむことが可能だ。

 

出典:Khmer Times

 

関連記事

[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
Line Banner

ホットニュース

Choose Classified categories