<シアヌーク州警察が逮捕した中国人127名(写真提供:警察)>
14日、シアヌーク州警察は中国警察と合同でシアヌークビルのレンタルハウス2棟で家宅捜査を行い、ネット通話詐欺に関与した127名の中国人を逮捕した。
州警察のChuon Narin少将はシアヌークビルの2ヶ所で違法オンラインギャンブル運営とネット通話詐欺に関与していた女性11名を含む、中国人127名を逮捕したと語った。
同氏は捜査は州警察と内務省配下のサイバー犯罪対策課、中国警察、州検察官の合同で実施されたと述べた。
<同氏はBuon自治区の5階建てビルで112名、Pi自治区のホテルで15名を逮捕したと語った>
「中国警察と連携したため、中国側の犯罪記録と逮捕歴は共有されていた。また、中国当局も捜査に協力してくれた」と同氏は話した。
14日夜、追加調査のため逮捕者を全員をプノンペンに輸送することを州検察官のSieng Sok氏が決定したと同氏は続けた。
15日、内務省の反テロリズム国際犯罪課のY Sok Khy中将は逮捕された127名全員が中国の人々からネット通話で金銭をだまし取っていた疑いがあると語った。
「容疑者らはネット通話詐欺で中国の人々から金銭をだまし取っていた。プノンペンの警察本部で追加の取り調べを受けた後、中国に送還されるだろう」と続けた。
「可能な限り迅速に容疑者を中国に送還する」と付け加えた。
6月、移民管理局はネット通話詐欺で逮捕されたプレシアヌークの中国人68名を送還した。
1月にはプノンペンのSen Sok区、5月にはスヴァイリエン州のバヴェットで100名近くの中国人がネット通話詐欺で逮捕されているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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