<アメリカ、バージニア州のヒルトン ノーフォーク ザ メイン(写真提供:Hilton)>
ホテル大手のヒルトン・グループは2022年までに、プノンペンでホテル営業を開始しカンボジアの市場に参入する計画を発表した。
計画中のヒルトンホテルの正確な場所は明らかにされていないが、レポートによると、セントラルマーケットの近くだという。
ヒルトンプノンペンには、客室280室に加え、終日営業のレストラン、ロビーバー、フィットネスセンターなどの併設が予定されている。
先週発表されたTTG Asiaのレポートによると、米国に本拠を置くヒルトンは、不動産開発グループGFC社と管理契約を締結したという。
また、ハットン副社長はカンボジアは昨年、ベトナムとインドネシアに続き、アセアン諸国で3番目に外国人観光客が増加した国であることにも言及した。
「ヒルトンブランドの強みがプノンペンを観光地として後押しすると信じている」と同氏は語った。
カンボジアは国際的な大手ホテルチェーンにとって魅力的なマーケットになっている。ソフィテルホテル&リゾートやローズウッドホテル&リゾート、パークハイアット、ラッフルズホテル&リゾート、シックスセンシズ、ホテルエミオン、イビスホテル、コートヤード・バイ・マリオット、アリラホテル&リゾート、ベルモンド、ル・メリディアンなどの国際的なホテルブランドが既にカンボジアにホテルを構えている。
7月、英国に拠点を構えるYoo Hotels&Resortsは、 Yoo2 lifestyleブランドでカンボジアにホテルを建設する計画を発表した。
観光省のデータによると、2019年上半期は前年同時期に比べ11.2%増加となる330万人の観光客がカンボジアを訪れたという。
特に、中国人観光客数は大幅に増加し、 前年同時期比38%増加となる120万人の中国人がカンボジアを訪れたという。
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