麻薬売買で逮捕の男女、控訴審行われる

麻薬売買で逮捕の男女、控訴審行われる
2019年09月20日 00時00分 公開
麻薬売買で逮捕の男女、控訴審行われる

<300g以上のメタンフェタミンを所持していたNou Raden被告(30)と交際相手のSao Sreyleak被告(27)(写真提供:National police)>


18日、2017年にバイクの収納に300g以上のメタンフェタミンを隠し持っていた容疑で7年の拘禁刑を宣告されている男女の控訴審を高等裁判所が行なった。


Chan Daravan裁判官は、男女をNou Raden被告(30)と交際相手のSao Sreyleak被告(27)と特定した。男女は いずれもコンポンスプー州のPhnom Sruoch地区出身だという。


同裁判官は、プノンペンから帰る途中、2017年5月31日にカンダル州の国道4号で被告は逮捕されたと述べた。


被告はバイクの検問で警察に止められたと同裁判官は続けた。


警察が被告のバイクを調べたところ、座席の収納スペースに約330gのメタンフェタミンが見つかったという。


「警察は、328.48gのメタンフェタミンを発見し、被告は現行犯で逮捕された。 麻薬は携帯電話1台、バイク1台とともに押収された」と同裁判官は語った。


2018年4月18日、カンダル州裁判所は被告に麻薬取引で有罪判決を下し、それぞれに7年の拘禁刑を宣告した。また同州の財源として2500ドル(約27万円)の罰金を支払うように命じられた。


同月、被告は刑期をそれぞれ3年に短縮し、罰金を免除するよう高等裁判所に上控した。


18日、被告は裁判の中で薬はPhoanという名の男の物だと主張した。


Sreyleak被告の元交際相手であるPhoanはプノンペンのPor Senchey地区からコンポンスプー州の身元不明者に荷物を運ぶよう被告に指示したという。


被告は、麻薬が入っていることに気付かずに荷物を受け取ったと主張した。


しかしながら被告は麻薬を使用し、逮捕されるまでに1年間使用していたことを認めている。


薬物は被告の所有物では無いため、判決の減刑と罰金の免除を被告は要求した。


「麻薬使用者である事は認めるが、売買は行っていない。また押収された麻薬は私のものでは無い。Phoanという名の男のものだ」とRaden被告は語った。


「警察が私を逮捕したとき、Phoanに電話をしたが、連絡を取ることはできなかった」と同氏は付け加えた。


Choun Sensathyea副検察官は、Phoanは減刑の言い訳として被告が作り上げた名前だと主張した。


「警察によって押収された証拠に基づいて、高等裁判所の検察官の名の下に、有罪判決を支持し、カンダル州裁判所の判決を支持するために裁判官評議会の提案を決定した」と同副検察官は語った。

 

出典:KHMER TIMES

 

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