カンボジア・デイリー、フン・セン首相へ課税問題に対し謝罪の手紙を送付

カンボジア・デイリー、フン・セン首相へ課税問題に対し謝罪の手紙を送付
2017年09月10日 00時00分 公開
カンボジア・デイリー、フン・セン首相へ課税問題に対し謝罪の手紙を送付


カンボジア・デイリー社のデボラ・クリッシャー=スティーレ代表は、政府との一連の課税問題に関して、フン・セン首相に対し謝罪の手紙を送ったという。

同社は、政府から9月4日までに600万ドルの課税を要請され、また廃刊へと追い込まれ、創刊24年の歴史に幕を閉じた。



経営陣は脱税や名誉棄損により提訴されており、国外退去を命じられている。

デボラ氏は政府による課税は恣意的なものであると批判しており、同様に政府系メディアのFresh newsに対し批判を続けている。



土曜日、同氏はフン・セン首相に向けクメール語で書かれた手紙を送付した。

「カンボジア・デイリーの廃刊は政治的理由によるものではない。そして、そのような理由で廃刊に追い込まれたと以前コメントしたことを謝罪したい。」

「同社の発行を再開するために、フン・セン首相はこの問題について熟考し、法律に則り我々と課税問題について会談できることを願っている。」と綴った。


一方、カンボジア・デイリーの創始者である、デボラ・クリッシャー・スティーレ氏の父親バーナード・クリッシャー氏は、フン・セン首相に英語で書かれた手紙を送付し、今回の件について話し合うために、日本からカンボジアへ向かうことを明らかにしたという。


同氏は手紙の中で、「デボラ氏は同社の実質的な経営者になってから4か月しか経過しておらず、10年以上前に遡る税金問題に関しては、私に責任がある。」と綴った。



2017年3月以降の課税に関する問題は全てデボラ氏の責任であり、同氏は法律に則り適切に税金を支払ってきた。

バーナード氏は、「政府は2007年から2016年の期間の課税を請求しているが、これはデボラ氏ではなく私が同社を所有していた時期にあたる。娘ではなく私に責任があり、どうか娘に責任を追及しないでほしい。」と述べた。



税務総局のコン・ヴィボル局長はFresh newsに対し、政府が謝罪を受け入れる予定はないと語った。

さらに同氏は、「政府はカンボジア・デイリーからの謝罪を受け入れるつもりはなく、引き続き税金を支払うよう要請を続ける。」と述べた。

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