カンボジア、中国からの融資でシアヌークビルまでの高速道路建設が加速

カンボジアと中国は国交樹立60周年を記念して、開発が待たれているシアヌークビルに建設予定の高速道路や、プノンペンの新国際空港のため何十億ドルにも及ぶ譲許的融資に複数合意したとのことだ。

この協定は、中国の李克強首相がランツァン・メコン協力サミットでカンボジアを訪問した際に署名された。

インフラ、職業訓練、農業、電気、ヘルスケアに関連するプロジェクトの譲許的融資を含む10の協定が署名され、同時に7つの覚書（MOU）が調印された。

カンボジアと中国両政府間で締結されたものもあれば、カンボジア政府と民間部門の間で締結されたものもある。民間部門の当事者間でもいくつかの合意が成立した。

行われた合意の総額は開示されていない。

協定の内の1つは、首都とシアヌークビルを結ぶ新しい高速道路に関するものである。

全長190kmの高速道路は総工費約20億ドルであるとのことだ。

スン・チャントール大臣は先月、中国交通建設株式会社との間で、高速道路プロジェクトに関する交渉に同意したと発表した。

注目されているもう一つのメガプロジェクトであるプノンペン新国際空港は、海外カンボジア投資会社と中国開発銀行の間で、プロジェクトの資金協力枠組み合意書に調印した。

民間航空局の事務局のシン・チャンシュライダー報道官は、「私が知る限りでは、新しい空港の位置はプノンペン南部のどこかになると考えられている。シェムリアップの新しい空港に匹敵する規模になるだろう。」と述べた。

同様に、カンボジア初の通信衛星「Techo 1」の建設プロジェクトでは枠組み協定が調印された。

カンボジア電気通信規制当局によると、通信衛星を軌道に乗せるためのコストは1億5000万ドルになると予想されている。

http://www.khmertimeskh.com


 

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