カンボジア公共事業省、良質な道路の開発に投資が必要

カンボジア公共事業省、良質な道路の開発に投資が必要
2017年12月12日 00時00分 公開
カンボジア公共事業省、良質な道路の開発に投資が必要


カンボジアの全長6,000キロメートルの道路のうち、半分以上の路面状態が粗悪だと分類されているため、公共事業運輸省は、政府はメンテナンスへの投資を促すため民間部門と協力する必要があると明言した。

昨日行われたインフラに関する会議では、カンボジアには高速道路が必要になっているが、質の悪い道路開発が行われているのには要因があると指摘された。

「多くの場合、建築業者は最新の技術を持っておらず、道路はしばしば十分に訓練されていない労働者によって建設されている。道路の質が悪いのは資金不足の結果だ」

カンボジアの道路の建設にはより公的な投資が必要で、また通行料金の賦課や民間投資家の捜索によって、メンテナンス費用を賄うことができると主張された。

「カンボジアのように急成長する経済は、通常物流の増加によってもたらされるため、その分道路へのダメージも大きい。」

さらに、政府は道路プロジェクトへの投資を判断する際に、初期投資は低いがメンテナンス費用がかさむのか、初期費用は高いがメンテナンスが不必要なものなのか、最終的なコスト便益分析を行う必要がある。

現在、カンボジア全道路の70%が中国からの資金提供を受けているが、中国企業による建設は初期費用が安価な工法を採用しており、ゴムアスファルトで覆われた薄い砕石を積み重ねているものだ。

公共事業運輸省の主な焦点は、既存の道路の整備と円滑化である。


カンボジアにはインフラが不足しているため、政府は道路維持管理に多くの時間を費やしている。カンボジアでは長い雨期があり、水は道路の基盤を傷つける可能性があるため、路面の保守は必須である。修復作業は道路の持続運用の重要な要素だ。

カンボジアはより長期的な建設投資を必要としていたが、政府が適正な資金調達をどのように確保するかについての詳細は明らかになっていない。

「インフラの寿命を延ばすには良質の道路が必要で、ほとんどの場合、必要なものは投資である。政府は、民間部門の投資を誘致することを意図しているが、現状は諸外国から資金提供を受けている道路プロジェクトが多い。」

http://www.phnompenhpost.com/business/

[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
Line Banner

ホットニュース

Choose Classified categories