カンボジア商工会議所(CCC)は、ロシアと民間部門で互いに関わり合う道を開くためにロシア - カンボジア投資家評議会を設立することを提案した。
CCCのリム・ヘン副理事長は、ロシア商工会議所の招待で、モスクワ訪問中にこの提案を示した。
ヘン氏は水曜日、モスクワでは昨年に両国商工会議所の間で覚書を締結したと地元のテレビ局に語った。
「ロシアの商工会議所が昨年、ロシアとカンボジアの投資協議会を開き、両国の協議や民間セクターの拡大、さらに貿易の促進を促すことを提案した」と述べた。
「昨年、首相とCCC理事長はモスクワの公式訪問を行い、貿易を促進するための覚書(MoU)を締結した。今、私たちの使命は仕事を進め、スピードアップすることである」
ヘン氏によると、ロシアの投資家やビジネスマンはカンボジアの農産業に興味を持っているようだ。
同氏は「ロシアは、我が国のハイテク農業機械に投資し、それらの機械で作られた農産物をロシアに輸入しようと考えているようだ。」と述べた。
カンボジアとロシアは、1956年に初めて外交関係を樹立した。
商務省によると、カンボジアとロシアの間の二国間貿易は、2013年では約6,040万ドルだったが、2015年には4,810万ドルに減少したという。
カンボジアのロシアへの輸出額は、昨年約1,000万ドルに過ぎず、カンボジアからロシアへの主要輸出品目は履物、米、繊維類である。
ロシアからの輸入品目は、紙類や肥料、機械類、医薬品などである。
4月には、ロシアはカンボジアの原子力開発の一環としてプノンペンで情報センターを設立するため、幅広い施策を行なっていくと発表した。
両国は、昨年のフン・セン首相との首脳会談で、ロシア訪問の際にこのセンターを設立することに合意した。
当時、カンボジアは原子力技術を利用する意向はなかった。しかし現在、平和目的のために原子力技術の開発を計画しているという。
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