プノンペン国際空港、リニューアルが完了し一般公開

プノンペン国際空港は昨日、乗客数の急増に対応するために2,600万ドルもの資金を投じ実施された、到着・搭乗ロビーの改修工事を完了し、一般公開された。

既存のターミナルは1万平方メートルほど拡張され、いくつかのエリアは完全改装されている。

一方、拡張された到着ロビーには、新たに2つベルトコンベアが作られ、国内線出発ロビーには、2つの搭乗ゲートが追加された。

カンボジア国内の国際空港を管理・運営するCambodia Airpots社の報道官は、「モジュール式の設計により、空港内施設は運航上のニーズや、特に出発ラウンジでの流れをより容易にすることができ、国際線の乗客はより便利に乗り換えることができる。」と語った。

プノンペン国際空港には現在、新しく6店舗ほど買い物をすることができる店舗が作られ、11店舗に及ぶ飲食店や新たな旅行代理店などがあるという。

2017年第3四半期中、空港を利用する乗客数は25％以上増加した。2017年末までには400万人の乗客数が予想されている。

「カンボジアの3つの国際空港は、2020年に700万人以上の乗客数を目標に掲げている。空港の新たなアップグレードは、この目標を達成し、さらにカンボジアを世界につなげるのに役立つだろう。」

民間航空局の国務院のマオ・ハバナール氏は、カンボジアは徐々にこの地域の航空・観光拠点になっていると述べた。

「インフラ整備における官民協力は、プノンペン国際空港が人々の安全を確保し、乗客の利用を促進するための新たな章を開いた」

また、カンボジアの航空業界は依然としてマレーシア、シンガポール、タイと比較して遅れており、さらなる空港設備の改善が要求されると付け加えた。

また、地域の観光産業を多様化するための新しい観光商品の開発の必要性、カンボジアの巨大な可能性を強調した。

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