リーバーサイドに残るフランスの魅力 

リーバーサイドに残るフランスの魅力 
2016年12月15日 00時00分 公開
リーバーサイドに残るフランスの魅力 


今年初めプノンペン市で小さなフレンチリバーサイドカフェがオープンし、早くもリピーター客でにぎわっているようだ。
フランス南部の観光名所の街として知られるサントロペの雰囲気が感じられるフレンチカフェが、プノンペンのリバーサイドに誕生した。
フランスの海岸沿いのリゾート街に家系を持つというルドルフ・セイルア氏は、「埠頭の近くに店を構えたいと感じた。散歩にはちょうどいい。」とコメントしている。わずかなテーブルと小さなバーが起これているLa Provenceは、フランスの小さな町のカフェのようだ。狭い正面入り口からは外のパールブルーの日よけがのぞいている。陰になったテラスには「本日のメニュー」がリスティングされたチョークボードが置かれており、壁にはフランスのクラッシック映画のポスターが張られている。
La Provenceには、フランスのリビエラと呼ばれる海岸沿いの街に建つカフェの雰囲気が取り入れられている。この12月セイリア氏は、コールドカット(ハムやソーセージなどの冷えた肉の調理、または料理をさす言葉)用に使う二台目のキッチン、私有のダイニングルーム、ワインセラーを増設したという。
立地か、雰囲気か、料理のクオリティなのかどうかわからないが、リバーサイドに点在している多くのレストランやバーの中でもこのLa Provinceは、「隠れ家的な店」ではなくなり始めている。これが今回の増設の理由のようだ。
セイリア氏は日々新しいメニューを提供している。そのうちの半分ほどは、プロヴァンス系の料理で、25%がイタリアン料理、20%が地中海料理、5%が“世界各地の料理”だという。
最後に彼は、自身の人生の道のりを振り返っていた。セイリア氏はアフリカで幼年時代、多くの時間を過ごし、成人してからも旅をつづけた。カンボジアにたまたま訪れた彼は、この国に「恋をした」そうで、カンボジアに残ることを決めたという。

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