内政不干渉への共通認識でキューバがカンボジア支持を表明

内政不干渉への共通認識でキューバがカンボジア支持を表明
2018年01月17日 00時00分 公開
内政不干渉への共通認識でキューバがカンボジア支持を表明


キューバ政府は、国家転覆などを図ろうとする団体を弾圧しようとするカンボジアを支援したいと考えを明らかにした。

この発表は、プラック・ソコン外務国際協力大臣とジュアン・アギレラキューバ共産党中央委員会副委員長の非公式会合後に行われた。

チャム・サウンリー報道官は、「アギレラ氏は市民の蜂起を阻止しようとする政府の努力を支持した」

「キューバは、他国からの内政干渉による政権交代を防ぐために努力するカンボジアの姿勢を尊重するとコメントした。」と述べた。

最大野党であったカンボジア救国党は、11月16日に最高裁判所に解党を命じられ、118人の上級委員が政治活動を5年間禁止されている。

8月、アメリカが来年の国家選挙でCNRPを支援する計画を示す文書が明らかとなったことを受け、カンボジアは、米国が資金を提供している民主党を閉鎖に追い込み、米国人職員を退去させるよう命じた。



両国首脳は二国間関係や地域問題、また世界の諸問題についても話し合ったという。

カンボジアは昨年11月の国連総会で、キューバに対する米国主導の経済制裁の解除を支持した191カ国の1つであった。

サウンリー報道官によると、キューバの代表団は、キューバへの経済制裁の終結を求めるUNGA決議を支持したカンボジアに感謝したという。

カンボジア当局者はまた、1979年のクメール・ルージュ大量虐殺政権の崩壊後、西側諸国によって経済制裁を受けた時に、カンボジアを支援してくれたことに感謝の意を表した。

カンボジア政府は経済制裁措置に苦しんでいることを認めたが、これはカンボジアがアメリカのキューバに対する経済・金融制裁を終結させる決議を支持したからであるとサウンリー氏は述べた。

ソコン氏は、カンボジアが地域および国際レベルでキューバを引き続き支援することを再確認したという。

カンボジアとキューバは、1960年4月に初めて外交関係を樹立した。

http://www.khmertimeskh.com


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