カンボジアの民主的な道への復帰を要請し、緊張した両国の関係を改善することを呼びかけたアメリカのトランプ大統領の書簡に対して、フンセン首相は前向きな反応を示した。
27日に公開されたフンセン首相の声明では、トランプ大統領が来年アメリカで東南アジア諸国の首脳との会談を開催するとの呼びかけに対して前向きな反応を示した。
また、両国の外交政策チームの会談を開催することに対しても前向きに応じる構えだ。
アメリカ政府は長くにわたり、フンセン政権の民主化と人権面での欠如に対して批判を続けてきた。
カンボジアで34年にわたり実権を握っているフンセン首相はアメリカを政権交代を支援しているとして非難していた。
しかし、11月1日、トランプ大統領は自身が送った書簡の中で政権交代は望んでいないと表明していた。
トランプ大統領はフンセン首相に書簡で、カンボジアを「民主的な道」に戻すよう呼びかけた。
11月26日、フンセン首相は「政権交代ではなく、民主的な道への回帰や個人の自由、法の支配を求める明示的な呼びかけで安心した」と記載した書簡をトランプ大統領に送ったという。
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