フンセン首相、アフリカ10カ国からの渡航制限解除を検討

フンセン首相、アフリカ10カ国からの渡航制限解除を検討
2021年12月03日 16時56分 公開
フンセン首相、アフリカ10カ国からの渡航制限解除を検討

<写真:Khmer Times>

 

2日、フンセン首相はオミクロン株を懸念してアフリカ10カ国からの渡航者の入国を一時禁止したことについて、この渡航制限を解除し、代わりにPCR検査の実施に切り替えることを検討していると明かした。

クメールタイムズ(電子版)が報じた。

 

フンセン首相は、カンボジアはアフリカへの直行便がないため、フライトや旅行者の入国を禁止にする必要は無いようにみられるとした。

しかし、アフリカからの入国者が少数いる可能性もあるため、到着後の検査を強化しなければならないと話した。

 

首相は、必要回数のワクチン接種を終えていても、渡航制限の対象となるアフリカ10カ国に滞在または乗り換えをした入国者にはPCR検査を行う必要があるとした。

また、国民に対しては、新型コロナウイルスやオミクロン株に対してパニックに陥らないよう呼びかけた。

 

保健省のOr Vandine報道官は、クメールタイムズに対して、フンセン首相の指示の通り、渡航制限ではなくPCR検査を実行するため、関連当局と動いていると話した。

 

カンボジアは、29日夜、保健省がオミクロン株の感染が拡大していることを受け、アフリカ10カ国からの渡航者の入国を一時禁止することを発表。

ボツワナ、エスワティニ、レソト、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、ジンバブエ、マラウイ、アンゴラ、ザンビアの10カ国が対象となっている。

また、過去3週間以内にこれら10カ国に滞在歴のある者もカンボジアへの入国が禁止されている。

 

 

 

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