カンボジア証券取引所(CSX)の上場企業、第1四半期の業績改善

カンボジア証券取引所(CSX)の上場企業、第1四半期の業績改善
2017年05月22日 00時00分 公開
カンボジア証券取引所(CSX)の上場企業、第1四半期の業績改善

プノンペン給水公社(PPWSA)とプノンペン自治港(PPAP)の2社の上場国有企業は、収益の増加により第1四半期は業績が改善したという。

 カンボジア証券取引所(CSX)で記録された3月31日に終了したプノンペン給水公社(PPWSA)の中間財務報告書によると、前年同期と比べて総収入が14.15%増加し、1400万ドルとなった。

純利益も49.53%増加し、283万ドルとなった。


 プノンペン給水公社(PPWSA)の総監督であるシム・シータ氏は、「収入の増加は、新規顧客の増加によるものであった。」と述べた。

 中間財務報告書によると、プノンペン給水公社(PPWSA)の顧客が期間中に5,830人増加したことを示した。

カンボジア証券取引所(CSX)で記録された第1四半期のプノンペン自治港(PPAP)の中間財務報告書によると、総収入は410万ドルに増加した。
これは、前年同期の390万ドルから5.37%増加となった。

しかし、同社の純利益は前年同期と比べ8%減少し、836,800ドルとなった。

 プノンペン自治港(PPAP)の最高経営責任者であるヘイバヴィ氏は、純利益のわずかな減少は、運用コストの上昇によるものだとコメントした。

 "プノンペン自治港(PPAP)は、商業、産業、観光の各分野にサービスを提供するだけでなく、港の管理、維持管理、運営も引き受けなければならない。」と付け加えた。

 カンボジア証券取引所(CSX)の市場運営担当者であるラムン・ソレイル氏は、上場企業の2社の業績改善を祝福し、カンボジアの新興株式市場での投資家の信頼を高めるだろうと述べた。

 「確かに上場企業の収益の増加は、公的投資家を株式市場、特にその企業へ引き付けるはずだ。」とソレイル氏は述べた。

プノンペン給水公社(PPWSA)とプノンペン自治港(PPAP)の他、プノンペン特別経済区公的有限会社およびグランドツインズインターナショナル(カンボジア)公的有限会社などの企業もCSXに上場した。

シアヌーク自治港(SAP)は、月末までにカンボジア証券取引所(CSX)に上場予定であり、株式取引所に置いて5番目の会社となる。

 シアヌーク自治港(SAP)は払込株式資本を1885万ドルから2774万ドルに引き上げるため、新規株式公開により2140万株を発行する予定である。
これは同社の公認資本金1億500万ドルの約25%を占める。


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