未成年者集団強姦で6人逮捕、さらに8人を捜索中

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアの軍警察は、4月にシェムリアップ州で15歳の少女を強姦したとされる少年グループの逮捕に向けて捜索を進めている。

同州反人身売買・少年保護ユニット副チーフであるエム・サロウン大佐によると、4月15日に10代の少年グループ14人が、15歳の少女を「クメール正月のお祝いを楽しもう」と連れ出した。

被害者は少年グループと一緒にバイクに乗り、クメール正月の祝いを訪ねるためにあちこち移動したという。

その後、少年グループは少女を1人の少年の家に連れて行き、同日夜に少女を強姦した。

サロウン大佐によると、翌4月16日、少年グループは少女をシェムリアップ市にある別の少年の家に連れて行き、そこで再び少女を強姦したという。

さらに、4月17日に少年グループは被害者を別の少年の家に連れて行き、もう一度少女を強姦したとされる。

サウロン大佐は「少年たち全員が別々の日時にそれぞれ少女を強姦した。少年グループは被害者を実家に戻して逃走した」と語った。

警察が6人の少年を逮捕した際に、現場に居合わせた被害者の父親であるピクル・ソヴォアン氏が、憲兵隊の面前で容疑者の1人を蹴り、重傷を負わせた。

ソヴォアン氏は少年の両親の告訴を受け「故意の暴力行為」の容疑で逮捕されたが、5月3日に法務大臣の介入によって釈放されている。

また、逮捕された6人の容疑者のうち、15歳の1人は事件に関与していないとして釈放された。

声明によると、5人の少年は「加重事情を伴う強姦罪」で起訴され、公判前勾留されているという。

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