羽田空港でリエル両替、観光促進に期待

＜写真：Khmer Times＞

羽田空港において、カンボジア・リエル（KHR）の両替が可能になった。カンボジア国立銀行（NBC）のチア・セレイ総裁によると、この新サービスはトラベレックスのカウンターで提供されている。

これは、NBCとトラベレックス・インターナショナル・リミテッドが外国の空港で通貨リストに協力する2度目の事例である。最初は2023年10月にシンガポールで実施された。

トラベレックスは、20か国以上に拠点を持つ国際的な外貨両替会社である。NBC中央銀行局のキムティ・コモリ局長が、羽田空港のトラベレックス通貨取引チャートに「KHR」を追加するためのテープカット式典に参加した。

NBCの発表によると、日本で初となるリエル取引の導入は、カンボジアを訪れる日本人観光客を支援し、両替手続きをこれまで以上に便利にすることで、より多くの外国人観光客の訪問を促進することを目的としている。

特に、東京のような大都市の国際金融センターの取引テーブルにカンボジア通貨が含まれることは、KHRが国際的に取引され、受け入れられていることを証明し、地域や世界での信頼と人気の成長を反映しているという。

今後、NBCはトラベレックスとのパートナーシップを拡大し、世界中のさらに多くの金融センターにカンボジア通貨を含める予定である。

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