熱中症とは
室内で起こる熱中症
日射病とは異なり、熱中症は室内でも起こります。屋内外、昼夜を問わず高温多湿な環境下が熱中症を引き起こします。事実、日本では高齢者や乳幼児の室内熱中症患者が増加しており、就寝中の夜間に熱中症にかかり死亡する例が多く報告されています。
熱中症にかかりやすい方
乳幼児
高齢者
高齢になると身体の水分の割合が低下します。子供は体の70~75%が水分であるのに対し、高齢者は50~55%と言われています。また、高齢者は暑さやのどの渇きに対する感受性が低下することにより充分な水分摂取を行えていないことも熱中症の要因となります。さらに心機能や腎機能が成人と比べて低下しがちなために熱中症罹患時に重篤になりやすいという傾向があります。
体調不良の人
下痢や二日酔いで脱水症状の方、疲労や風邪などで体調不良の方、心疾患・腎疾患・糖尿病などの方は体温調節機能や体内水分出納バランスが崩れやすいため要注意です。
予防方法
水分補給
屋内外問わず、のどが渇いていなくてもこまめに水分を摂取しましょう。
塩分補給
大量に発汗があった場合、体内の塩分が失われているため水を飲んでいても効果的に水分を補給することはできません。スポーツドリンクや飴などで汗で失われた塩分を補給できます。プノンペン市内のコンビニや薬局で簡単に購入できるRoyal-Dも水分塩分補給に有効です。
環境整備
扇風機やエアコンで室温を適度に下げましょう。高温多湿なカンボジア・プノンペンでは除湿機の併用も非常に効果的です。
衣服の工夫
衣服は綿や麻など通気性の良い生地を選んだり吸水性や速乾性に優れたものを選びましょう。
直射日光を避ける
日中、室内でレースカーテンを使用することで直射日光を避け、室温自体を下げる効果も期待できます。遮熱カーテンは更に有効で、冷房効果も高めることができます。外出する際は帽子を被る、日傘をさすことで直射日光を避けることができます。
応急処置方法
熱中症が疑わしい症状がある場合は涼しい場所に移動し、水分・塩分補給を行いましょう。また首や太ももなど太い血管を場所を冷却することも有効です。熱中症は老若男女問わず24時間発症し、重篤な場合は死に至ります。水分を経口摂取していても体内に取り込まれるまでは時間を要します。熱中症を疑った際は早めの医療機関への相談や受診を推奨します。
まとめ
【病院情報】
Sun International Clinic(サンインターナショナルクリニック)
● 住所:No.18, St.302, Sangkat BKK1, Khan Chamkamon, Phnom Penh
● 電話番号: 069-268-060/092-116-613(日本語対応可)
● 診察時間: 月~土 9:00〜18:00 日 9:00〜15:00(大型連休を除く)
● 診察科:総合診療(内科)、皮膚科、耳鼻咽喉科(アレルギー科)、整形外科、消化器科、小児科、婦人科、泌尿器科、形成外科、アンチエイジング治療
● カンボジア(プノンペン)にある日系病院
複数の日本人医師と看護師が常駐・在籍しています。受付をされてから診察を受けお帰りになるまで日本語で対応いたします。また全ての日系海外旅行保険とクレジット付帯保険と提携しており、キャッシュレスサービス対応が可能です。お気軽にお問い合わせください。
● HP: http://siclinic.com/
※この記事に掲載されている情報は2018年9月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。