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<写真:khmertimeskh.com>
タイ情報機関筋によれば、タイ陸軍上層部がカンボジアを陥れる計画を進めている疑いがある。
計画は国境地帯での地雷事件を偽装し、その責任をカンボジア側に転嫁して領土的挑発の口実とするものであるという。
同筋によると、タイ陸軍第2方面軍司令官ブンシン・パッカラン将軍らは15日に会合を開き、カンボジア軍が国境沿いに新たな地雷を敷設したとする虚偽の物語を構築する方針を固めた。
実際にはタイ軍が自ら地雷を設置する計画とされ、カンボジア領内に存在する不発弾を回収し、タイ国内に再配置するとの情報もある。
さらに、ロン・クルア市場で入手したカンボジア軍の制服をタイ兵が着用し、カンボジア兵に扮して事件を演出することも含まれているという。
攻撃はパチンコ型の投射具の使用や、負傷を装う人員の配置など多様な手段で行われ、地雷爆発を日常的に発生させることで「新たな敷設」が行われているかのような印象を国際社会に与える狙いがある。
タイ側はこれらの現場をオタワ条約加盟国などの国際監視団に公開し、カンボジアによる国際法違反として提示する計画とされる。
今後のRBC会合で思惑通りの結論が得られなければ、直接的な軍事行動に踏み切る可能性も示唆されている。
情報筋は、カンボジアがドナルド・トランプ米大統領の仲介による停戦を遵守していると強調する一方、タイは真実を歪曲し国際世論を誘導していると批判した。
また、衛星監視能力を持つマレーシアなどの主要国やASEANに対し、国境地帯の監視強化を要請した。
使用される地雷は市販品であり、種類から出所を特定するのは困難であると指摘されている。
カンボジア軍はタイ軍による越境侵入に対しても報復を控え、和平維持のため自制を続けているという。
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