
<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア国家社会保障基金(NSSF)は、2025年8月31日よりプノンペン市内のイオンモール全3店舗においてサービスの提供を開始した。
これにより、首都およびその周辺地域に居住する労働者や自営業者は、NSSFの各種サービスをより身近に利用可能となった。
新たに設置された拠点は、国家雇用庁(NEA)との連携の下、タイからの帰国労働者に対する雇用情報の提供や支援業務も担っている。
メアンチェイ区のイオンモール3で行われた開所式には、労働・職業訓練大臣であるヘン・ソウ氏が出席し、NSSFの地域展開の重要性を強調した。
ソウ大臣は、すべてのNSSF支部がNEAと接続されたことで、日常的な就労支援の提供が可能となったと述べた。
また、イオンモールが無償でスペースおよび光熱費を提供していることに感謝の意を表し、「イオンモールは単なる商業施設ではなく、公共サービスの担い手として政府と協力する重要な存在である」と評価した。
今回の取り組みにより、市民はNSSFカードの再発行や個人情報の更新などの手続きを、従来のNSSF支部に出向くことなくイオンモール内で行えるようになった。
NSSFは登録労働者およびその家族に対し、提携医療機関における無償診療、葬祭費の支給など多岐にわたる社会保障サービスを提供している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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