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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアの首都プノンペンで、“幻の銃手(Phantom Gunman)”と呼ばれる正体不明の銃撃者が再び出現した。
9月28日未明に市内で発砲事件が発生し、約1年以上の沈黙を経ての再登場に、市民と治安当局は大きな衝撃を受けている。
現地報道によれば、発砲は午前0時30分頃、ダウンペン区スラチャク地区で起きた。
目撃証言によると、銃手は乗用車で現場に到着し、空に向けて少なくとも5発を発射した。その場には弾丸の薬莢が残され、突如として鳴り響いた銃声が近隣住民を動揺させた。
事件発生後、警察と軍警が直ちに現場へ出動し、薬莢を回収して捜査を開始した。当局は現在、容疑者の特定と逮捕に向けた手続きを進めているとされる。
“幻の銃手”は過去3年間で少なくとも8件の同様の事件を引き起こしてきたとされ、プノンペン市内の各地で理由の明らかでない発砲を繰り返してきた。
今回の再出現は、長期間の沈黙を破っての犯行という点で異例性を帯びている。
治安当局は市民の不安を深刻に受け止めており、事件の早期解決と再発防止に向け、捜査体制の一層の強化を図る構えを示している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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