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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア北部および中部を中心に豪雨が断続的に続き、ラタナキリ州、シェムリアップ州、クラチェ州において河川の増水や鉄砲水による深刻な被害が発生している。
住宅やインフラが広範囲にわたって浸水し、各地で住民の避難が進められている。
ラタナキリ州では、スレポク川の水位が13.6mに達し、流域の複数の村が冠水した。同州当局は国家災害対策委員会と連携し、住民の高台への避難を支援している。
また、国道76号線の270〜273km地点では道路の冠水および損傷が確認され、大型車両の通行が禁止された。
シェムリアップ州では、10地区144村において住宅、学校、医療施設、寺院など計3671件の施設が被害を受けた。
州知事プラク・ソポアン氏は現地視察を行い、関係機関に対し迅速な対応と農地の復旧作業を指示した。
アンコール遺跡公園周辺では、APSARA機構が排水作業を実施しており、遺跡および周辺地域の保全が進められている。
クラチェ州においては、オークリエンおよびロルオス両コミューンの3つの村で浸水被害が確認された。
現地の警察当局が住民の避難支援にあたり、現在のところ人的被害は報告されていないものの、引き続き警戒が呼びかけられている。
政府および各州当局は、国民に対し災害への備えを徹底するように呼びかけており、今後も必要な支援を迅速に提供していく方針を示している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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