台風で南西モンスーン活発化、カンボジアで局地的豪雨

台風で南西モンスーン活発化、カンボジアで局地的豪雨
2025年09月23日(本日)00時00分 公開
台風で南西モンスーン活発化、カンボジアで局地的豪雨

<写真:khmertimeskh.com>

 

カンボジアでは、台風第18号「ラガサ」と第19号「ノグリー」の影響により南西モンスーンが活発化し、9月22日から24日にかけて全国的に局地的な豪雨や雷雨が発生している。

 

なお、これらの台風の直接的な進路はカンボジアには及んでおらず、影響は限定的である。

 

カンボジア国家気象局によれば、今回の気象変動はアンダマン海、タイ湾、メコン川流域、南シナ海を経由する南西モンスーンの活動によるものであり、台風自体がカンボジアに接近しているわけではないという。

 

各地域における気象状況は以下の通りである。

 

平野部では、最低気温23℃、最高気温30℃が予測されており、東〜南東の風が秒速2mで吹いている。

 

バンテアイミエンチェイ州、バッタンバン州、プルサット州、コンポンチュナン州、シェムリアップ州、コンポントム州、コンポンチャム州、トボンクムン州、プレイベン州、カンダール州、タケオ州、スヴァイリエン州、プノンペンの約45%の地域で雷雨や突風の発生が見込まれている。

 

高原地帯では、最低気温23℃、最高気温34℃、東〜南東の風が秒速3mで吹き、コンポンスプー州、パイリン州、オドーミエンチェイ州、プレアヴィヒア州、クラチェ州、ストゥントレン州、ラタナキリ州、モンドルキリ州、ダンレク山脈およびカルダモン山脈の約50%の地域で雷雨や突風が予想されている。

 

沿岸地域では、最低気温23℃、最高気温32℃、南西〜南東の風が秒速3mで吹いており、コッコン州、シアヌークビル、カンポット州、ケップ州およびボコール山地の約35%の地域で激しい雷雨が見込まれる。

 

海面の高さは平均で0.50〜1.75mに達している。

 

当局は、雷雨や突風による農業や交通インフラへの悪影響に対して警戒を呼びかけており、住民に対しても最新の気象情報に留意するように注意喚起を行っている。

 

 

 

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