テクノロジー詐欺対策強化、半年で5000人近く拘束

テクノロジー詐欺対策強化、半年で5000人近く拘束
2025年12月22日(月)00時00分 公開
テクノロジー詐欺対策強化、半年で5000人近く拘束

<写真:khmertimeskh.com>

 

カンボジア政府は、テクノロジーを悪用した詐欺犯罪に対する取り締まりを強化しており、過去半年間に全国規模での摘発を行い、計4983人を拘束した。

 

このうち979人は女性であり、23か国にわたる外国籍を有していた。

 

関係当局は、首都を含む全国18の都市および州において118か所の施設を捜索・査察し、広域にわたる犯罪拠点を洗い出した。

 

摘発の結果、4039人の外国人が国外退去処分とされ、人身売買の被害者救出や、詐欺ネットワークの解体、関連する犯罪拠点の閉鎖が進展した。

 

また現在、168人の主犯格および共犯者を含む35件の重大事件が司法手続き中であり、中国、ベトナム、日本、韓国、インドネシア、ミャンマー、マレーシア、カンボジアといった多国籍の容疑者が含まれている。

 

カンボジア政府は、国際協力の重要性を強調しており、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)や各国の関係機関との連携を通じて、組織犯罪の解体に向けた実効的な成果を挙げている。

 

こうした取り組みに対して、国際社会からは同国の政治的意思と強い対策姿勢が評価されており、カンボジア自身も詐欺ネットワークの被害国であるとの認識が広く共有されつつある。

 

 

 

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