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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア警察は、オンライン詐欺に関与した疑いで外国人47人を拘束した。
逮捕されたのは、ベトナム人27人(うち女性6人)、バングラデシュ人16人、さらにネパール人、インドネシア人、カンボジア人各1人を含む構成となっている。
プノンペン市チャーバーアムポウ区において行われた強制捜査では、モニター39台、CPU11台、携帯電話100台、SIMカード多数が押収された。
さらに、被疑者の供述をもとにシェムリアップ市のレンタルヴィラに対しても急襲が行われ、追加で19人が拘束された。
現場からはパソコン、携帯電話、パスポートなどの証拠品が発見されている。
これらのグループは、国外の被害者を対象とした「ロマンス詐欺」に関与していたとされる。
現時点で主犯格の特定には至っておらず、警察当局は引き続き捜査を進めている。
カンボジア内務省の発表によれば、2025年1月から9月までに摘発された技術犯罪は48件にのぼり、2722人の外国人が国外退去処分を受けている。
こうした事態を受け、フン・マネット首相は本年2月、オンライン詐欺への対策強化を目的とした省庁横断の特別委員会を設置した。
以降、国内での取締り強化に加え、国際的な連携を通じた広域捜査も進められている。
カンボジアは東南アジア地域におけるオンライン詐欺の拠点の1つとして指摘されており、今後も取り締まりの動向が注目される。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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