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〈写真:Khmer Times〉
バッタンバン州裁判所は4月28日、カンボジア系アメリカ人女性に対してロマンス詐欺を行い、16万ドル以上を詐取したカンボジア人男性を起訴・投獄した。
同裁判所によると、起訴されたのはバッタンバンにあるChhoukレストランで働くマネージャーのToum Sethy(27)被告である。
Sethy被告は米国在住のP.Bさんというカンボジア系米国人女性から原告として訴えられている。
Bさんの訴えによると、Sethy被告は昨年8月23日に「Try Sovannareach」という偽名と写真を使用した偽のFacebookアカウントでBさんとメッセージのやり取りをはじめた。
Sethy被告は昨年9月30日に「交通事故を起こして男性を死なせてしまった。賠償金として16万ドルを支払う必要がある。さもなければ刑務所に入れられる」と告げた。
Sethy被告を助けようとしたBさんは、16万ドルを米国からウエスタンユニオンを使って送金した。
その1ヵ月後にSethy被告は「父親が重病で手術が必要だ」とBさんに助けを求めて1717ドルを送金させ、金銭受領後にBさんのFacebookをブロックし、連絡を絶った。
Sethy被告と連絡が取れなくなったBさんはカンボジアに飛び、今年1月にバッタンバン警察に介入を求める訴えを起こしたという。
4月30日時点ではSethy被告から何もコメントを得ることができていないが、被告人の姉であるT.Sさんは弟の無実を訴えており、フンセン首相に介入するように呼び掛けている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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