カンボジアで腰痛・肩こりに? 治療方法や予防方法を現役医師が解説

カンボジアで腰痛・肩こりに? 治療方法や予防方法を現役医師が解説
カンボジアで腰痛・肩こりに? 治療方法や予防方法を現役医師が解説
カンボジアでも日本同様に腰痛、肩こり、関節症の悩みを抱えている人が多く、症状が悪化すると日常生活にも支障をきたします。プノンペン市内を出ればエレベーターのない建物も多いため、体に痛みを抱えている方が頻繁に階段昇り降りせざるを得ずに膝疼痛が悪化したという声を多く耳にします。また、交通事故が多いカンボジアでは外傷性頸部症候群、いわゆる『鞭打ち症』も多くみられます。こうした症状はお年寄りだけのものとは限りません。痛みがひどくなってから治療を始めると、時間がかかってしまうことがあります。適切な時期に正しい治療を選択することで快適な生活を取り戻すことにつながります。
 
 

カンボジア・プノンペンで多い腰痛、肩こり、関節症の原因

 
 

鞭打ち症

自動車の追突による交通事故やスポーツでの激しい衝突など、首に不自然な力がかかることで捻挫して炎症を起こした状態です。ひどい場合はめまい、頭痛、耳鳴り、吐気などの症状が現れることがあります。

 

肩に関する症状

商業施設の増加が著しいプノンペンでは冷房の効きすぎによる四肢循環障害や肩関節周囲炎(いわゆる四十肩・五十肩)に悩む患者が増えています。症状としては服を着る時に腕が痛くて上がらない、突然肩のまわりに痛みが走るといったものです。はっきりとした原因は解明されていませんが、加齢に伴い肩関節・筋肉・肩周辺組織に固くなったり縮むなどの変化がおこることで炎症や痛みを引き起こすと言われています。

 

その他の要因

 

外傷による疼痛

交通事故による外傷だけでなくカンボジアでのスポーツ活動(サッカーやマラソン、運動会)の際、普段の運動不足が原因で怪我、捻挫、脱臼をするケースがにあります。
 

心因性の疼痛

精神的ストレスが原因の場合もあります。検査をしても明確な原因が判らず、心療内科・精神科の受診が必要になることもあります。日本からカンボジアに赴任してきて交流関係でなじめない等、環境が大きく変化した際は精神症状だけでなく腰痛や肩こりなど体の痛みとして症状に現れることもあります。
 

原疾患に関連した二次的な疼痛

体に痛みを感じ、現地のマッサージ店で疼痛の緩和を図ろうと試みる方が多くいます。施術者が誤った方向に負荷をかけてしまうことで二次的に捻挫や脱臼を起こしてしまい、病院受診に至るという事例もあります。また、民間療法の中には日本の医療では想像のつかない治療を行っている場合もあり、適切な治療を選択しないことで悪循環に陥ってしまうこともあります。

 
 

治療方法

 
治療方法としては日常生活動作の見直しやリハビリをして痛みを緩和させていく保存療法が一般的です。併用して薬物療法・温熱療法・牽引療法・注射による治療を行う場合もあります。強い痛みが続いて日常生活にも支障をきたす(例えば、排尿・排便にも不具合が生じたり、神経が圧迫されて足の筋力低下がみられる)際は手術療法が検討されます。
 
 

まとめ

 
肩こりや腰痛、関節症を改善していくためには生活習慣を見直すことが大切です。体の痛みを引き起こす原因は普段の生活の中に潜んでいる場合が多いため、その見極めと原因にあった治療をすることが重要です。首肩や腰を支える筋肉の衰え、体重の増加、悪い姿勢や不自然で無理のある動作が体の痛みを引き起こしていることもあります。当院では整形外科専門医・日本体育協会認定スポーツ医の指導の元に行う予防方法の指導やリハビリにも力を入れています。また症状や疾患に最適な治療を選択することで身体の機能回復が図れるように取り組んでいます。症状や検査方法などについてご質問のある方はお気軽にお問い合わせください。
 
 

【病院情報】

​Sun International Clinic(サンインターナショナルクリニック)

● 住所:No.18, St.302, Sangkat BKK1, Khan Chamkamon, Phnom Penh
● 電話番号: 069-268-060/092-116-613(日本語対応可)
● 診察時間: 月~土 9:00〜18:00    日 9:00〜15:00(大型連休を除く)
● 診察科:総合診療(内科)、皮膚科、耳鼻咽喉科(アレルギー科)、整形外科、消化器科、小児科、婦人科、泌尿器科、形成外科、アンチエイジング治療
● カンボジア(プノンペン)にある日系病院
複数の日本人医師と看護師が常駐・在籍しています。受付をされてから診察を受けお帰りになるまで日本語で対応いたします。また全ての日系海外旅行保険とクレジット付帯保険と提携しており、キャッシュレスサービス対応が可能です。お気軽にお問い合わせください。
● HP: http://siclinic.com/

 

※この記事に掲載されている情報は2018年10月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。

 
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