カンボジアの治安は悪いのでしょうか? カンボジアはアンコールワットやプレアヴィヒア寺院などの世界遺産があり世界的に人気な観光地です。日本人観光客もたくさん訪れており、身近な観光地として有名です。「旅行に行きたいけどカンボジアの治安がわからないから不安」と感じている人もいるのではないでしょうか。そこで今回はカンボジアの治安について紹介します!



 

カンボジアの国事情

 

カンボジアは東南アジアの中でも貧しい国の一つであり、過去には内戦や虐殺が行われていた歴史があります。近年、カンボジアは経済発展が進んでおり、多くの外国人が訪れる観光スポットに変化しつつあります。

 

人口

カンボジアの2016年度の人口は1595万人です。日本の人口の1億2700万人と比較するとかなり少ないですが、毎年30万人のペースで増加しています。国土は日本の2分の1ほどの面積です。

 

参照:公益財団法人国際労働財団(CIA調査)

 

国民性

カンボジア人は基本的に真面目な性格の人が多く、シャイな所が日本人の性格と似ています。仏教への強い信仰心を持っている方が多く、温厚な気質があります。また、協調性があり、家族や仲間と過ごす時間を大切にします。 
 

気候・天気

カンボジアは熱帯のモンスーン気候に属しており、年間を通して高温です。気温の変化はそれほどありませんが、カンボジアには雨季と乾季があります。6~10月が雨季で11~5月が乾季です。11~1月は雨が少なく気温も30℃前後なので観光のベストシーズンです。

   

カンボジアの治安情報

 

カンボジアの治安について2018年の外務省の情報では、比較的安全なレベルですがスリやひったくりには注意が必要です。2016年と2017年の治安情報も同様の危険度だったので、近年、カンボジアの治安はそれほど変わっていません。


テロに関する情報は外務省によると、2008年と2009年にテロ関連の事件が発生しています。これまでカンボジアでのテロにおいて日本人の被害は確認されていません。しかし、テロはどこでも発生する可能性があり日本人が標的となることも十分あり得るので注意が必要です。

 

プノンペン

カンボジアの首都プノンペンは経済発展により急速な都市化が進んでいます。しかし、それによって貧富の差が拡大しストリートチルドレンや路上生活者がいることから治安の悪さを感じることが多いかもしれません。窃盗やスリなど観光客を狙ったスリや窃盗などの軽犯罪が多い地域です。特に日本人のような先進国からの観光客は狙われやすいので注意が必要です。

 

シェムリアップ

シェムリアップは観光地として有名で海外からもたくさんの観光客が訪れます。プノンペンよりもシェムリアップの方が治安は良いと言われています。シェムリアップでは観光の際に利用するトゥクトゥクで交通事故やひったくりなどの被害に遭う可能性があるので注意が必要です。

 

カンボジアで注意しておきたいこと

カンボジアでは殺人や誘拐といった凶悪犯罪に巻き込まれる可能性は少ないですが、スリや窃盗などの軽犯罪は多発しており、注意が必要です。ここではカンボジアでの気を付けておきたい危険事項を紹介します。


 

交通事故による怪我

「治安」という言葉から、犯罪やぼったくりなどが思い浮かびますが、カンボジアで最も被害に遭う可能性の高い危険は交通事故です。カンボジアは交通事故発生件数がASEAN諸国内で最も多い国です。

 

道路の整備が行われておらず、交通ルールを守る人が少ないです。また、夜中の道路は特に注意が必要です。ライトをつけていなかったり、飲酒運転をしていたりとかなり危険な状況です。夜はできるだけ出歩かないようにしましょう。

   

詐欺に注意

見ず知らずの外国人が親しげに声をかけて来たときは警戒しましょう。特に日本語で話しかけてくる外国人は詐欺の可能性が高いです。
 

・ゲストハウスやレストランでの詐欺


日本語で親しげに話しかけてきて、安いゲストハウスやレストランを紹介してあげるといって実際は高額な料金を請求されたという被害があります。現地の人だから安いゲストハウスやレストランを知っていると思って誘いを受けないようにしましょう。

 

・トランプ詐欺・カード詐欺  


近年ではトランプ詐欺やカード詐欺といった手口が発生しています。この手口は簡単に説明すると、日本語で声をかけられ、なんだかんだと理由を付けて家に誘われることになります。そこで賭けトランプに参加させられ、その結果大金を巻き上げられる、という被害です。いくら親しくなったからといってさすがに家まで行くのは避けましょう。

 

ぼったくり

海外で観光客に対して現地の人よりも高額な料金を請求されることがよくあります。トゥクトゥクの運賃やゲストハウスやレストランの料金、露店で販売している品物の値段など様々な場所でぼったくりの被害に遭う可能性があります。

 

特に渡航したばかりだと、現地での値段の相場や金銭感覚がわからず、言われた金額をそのまま支払ってしまうケースがほとんどです。可能であれば事前に相場を調べておきましょう。


 

ドラックの誘い

カンボジアは日本に比べてドラックに対する規制がかなり厳しいです。それにも関わらずドラックの売人らしき人から声をかけられることがあるので、その気になれば簡単に手に入ります。怪しい人を見かけたり、不審なお店だと思ったら近づかないようにしましょう。

 

慣れない場所での軽犯罪による被害

慣れない場所で街を歩くことは危険が伴います。海外での街歩きの基本中の基本ですが、夜中の外出と人通りの少ない道はできるだけ避けるようにしましょう。特に女性の方は夜道を出歩くことは危険が伴うので注意しましょう。また、外出の際には、ホテルの係員など現地の土地に詳しい人に危険な場所を聞いたり、移動の際にタクシーを使用するなど事前に被害に遭わないように対策をしておくことが大切です。

 

人込みの多い場所に長時間滞在することも危険が伴います。人込みの多い場所ではスリや窃盗の被害に遭う可能性が高いです。例えば、バスターミナルではストリートチルドレンや路上生活者が集まりやすく、観光客が軽犯罪に巻き込まれることも十分に考えられます。長時間の滞在はできるだけ避けるようにしましょう。

 

荷物のひったくり

荷物のひったくりはいたるところで発生します。特に注意をしておきたいのが、トゥクトゥクでの移動中とローカルレストランでの食事中です。トゥクトゥクでの移動中に荷物を強引に引っ張られ盗まれることがあります。また、スマートフォンや財布を手に持っていると犯罪グループに目をつけられ狙われる可能性があります。

 

ローカルレストランでは、食事中に荷物をひったくられることがあります。荷物はできるだけ肌身離さず持っておくようにしましょう。万が一ひったくりに遭った時に備えて、現金やクレジットカード、パスポートなどの貴重品は一箇所にまとめずに分散させておくようにしましょう。

 
 

渡航前にできる安全対策

 

東南アジアは日本と比べると治安が悪く、慣れない土地ということもあり、軽犯罪や交通事故などの被害に遭うことがあります。慣れない土地ではネット環境を保っておき、困ったときはいつでも調べられるようにするなど事前に危険を避けることができます。ここでは渡航前にできる安全対策を紹介します。

 

ホテル選びを慎重に行う

ホテル選びにも注意が必要です。安価なホテルや現地の人から案内してもらったホテルを選ぶと外出中に盗難などの被害に遭うことがあります。事前にネットで情報を集め、安全なホテルを選ぶようにしましょう。

 

海外旅行傷害保険に加入する

どんなに海外で事故や犯罪の被害に遭わないように用心していても、予期せぬハプニングはつきものです。カンボジアに渡航の際は海外保険に加入してから出発するようにしましょう。海外保険に加入していなかったために、高額な医療費を支払うことになったということもあります。

 

感染症対策をしておく


カンボジアに渡航するにあたり、インフルエンザ、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病などの予防接種をすることで感染症対策を行っておきましょう。身近に起こりうる感染症は「A型肝炎」です。不衛生なお店での食事や生水、生野菜といった火が通っていないものを口にした場合、感染することがあります。事前にワクチン接種を行ったり、現地で食べるものに気を使ったりすることが大切です。

     

まとめ

 

カンボジアは世界遺産があり、たくさんの観光客が訪れる国です。観光客は現地の人から狙われやすく犯罪に巻き込まれるケースもあります。いたるところに危険が潜んでいるので、被害に遭わないように注意して行動するようにしましょう。
 

※この記事に記載されている情報は2018年6月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。
 

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この記事を書いた人

お名前 : プノンペン情報生活サイト「ポステ」